サッカーACL マリノスは全北現代、シドニーFCと再戦に

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2022.4.14

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    横浜F・マリノス エウベル (c)1992 Y.MARINOS

     4月15日に開幕するAFCチャンピオンズリーグ(ACL)。

    16強入りした2020年大会以来の出場となる横浜F・マリノスは、ベトナムのホーチミン・シティで行われるH組で戦う。

    地元ベトナムのホアンアイン・ザライとの16日の初戦を皮切りに、2度の大会優勝を誇る韓国強豪の全北現代、ACL7度目の出場のシドニーFCと対戦する。

     マリノスと全北、シドニーの3チームは2020大会グループステージでも対戦しており、マリノスが全北に2勝、シドニーには1勝1分の成績でグループを首位突破。全北は3位、シドニーは4位で敗退だった。今回はそれ以来の顔合わせとなる。

     全北は昨季から率いるキム・サンシク監督の下でKリーグ5連覇を達成し、ACLには今回が15度目の出場。準々決勝で蔚山に敗れてベスト8止まりだったが、DFキム・ジンス選手、MFキム・ボキュン選手ら韓国代表歴のある選手が多く、MF邦本宣裕選手は今年で3シーズン目。

    ガーナ代表FWモドウ・バーロウ選手やブラジル出身FWグスタボ選手らを擁し、現在国内リーグでは直近の3連勝を含めて4勝2分3敗で4位につけている。

     シドニーはプレーオフ予備戦でフィリピンのカヤ・イロイロに5-0と快勝し、プレーオフ対戦相手の長春亜泰(中国)の出場辞退で本戦へ進出。2020年大会でも指揮を執ったスティーブ・コリカ監督の下、クラブ史上2度目のグループステージ突破を目指している。

    国内リーグでは8勝7分9敗で6位。オーストラリア代表DFライアン・グラント選手やイングランド出身のFWアダム・ルフォンドル選手らを擁している。

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    宮市亮 写真:アフロスポーツ

     一方、マリノスが初戦で対戦するホアンイアンは昨季リーグ戦制覇で17年ぶりの大会復帰だ。FWグエン・コン・フォン選手やMFルアン・スアン・チュオン選手らベトナム代表選手を中心に、元ベトナム代表で選手として活躍し指揮も執ったキャティサック・セーナームアン監督が率いており、地元開催の大会で注目の的になりそうだ。

     マリノスは4月10日の鹿島戦に3-0で快勝し、リーグ2位で現地に乗り込んだ。昨季途中から指揮をとるケビン・マスカット監督にとっては、メルボルン・ビクトリーを率いていた2019年以来のアジアの舞台となる。MF仲川輝人選手をはじめ、前回大会を経験した選手も少なくない。

    今季マリノスで2季目を迎えるFWエウベル選手は、「自分はACL初めてだが、マリノスはまだこのタイトルを獲っていないので、マリノスの名を歴史に残せるようにしたい」と意気込む。

    中2日での6連戦でノックアウトステージ進出には、各組1位もしくは2位の中で上位3チームに入らなければならない。

    エウベル選手は、クルゼイロやコリチーバなどブラジル時代にコパ・スダメリカーナやコパ・リベルタドーレスなどでのプレー経験から、現地のピッチや気候に早く慣れることと、前の試合からのリカバリーとレビューが大事になると指摘する。

    「自分たちは質の高いチーム。ピッチや気候がどうであれ、選手一丸となっていいパフォーマンスを見せられると信じている」と自信を示している。

    ACLはグループステージから準決勝までは東西各地区に分かれて行い、ノックアウトステージではラウンド16から準決勝までを一戦必勝方式で行う。

    東地区のノックアウトステージは8月開催の予定で、決勝は来年2月19日と26日に西地区とのホーム&アウェイで開催される。年をまたいでの決勝開催は初めてとなる。


    取材・文:木ノ原句望