男子100kg級 ウルフ アロン “柔道界の顔”が東京五輪以来の国際試合へ【柔道 グランドスラム東京】

柔道

2022.11.24


12月3・4日に行われる柔道・グランドスラム東京2022。

昨年の東京オリンピック、男子100kg級で金メダルを獲得し、全日本選手権、世界選手権、オリンピックを制して史上8人目の柔道三冠を成し遂げたウルフ アロン(了徳寺大学職員=26)。

オリンピック以降、昨年末までのテレビ出演はなんと100本以上。稽古や大会の合間でそれだけ出演した狙いとは?

そして東京オリンピック以来の国際大会でもあり、来年の世界選手権、2024年のパリオリンピックにつながるグランドスラム東京への思いを語った。

ー約1年ぶりの実戦となった講道館杯(10月29日~30日 最終結果3位)を振り返って

オリンピックが終わってから一年以上ぶりの試合ということで、グランドスラム東京に出場する前にああいう大会を一回経験できたことはすごく大きかったです。

練習の中では良いパフォーマンスできたんですが、試合の中ではあまり良い動きをすることができなかったので、改めて試合と練習は別物だなと感じることができました。そういう意味でも出たことに大きな意味があったかなと思います。

やっぱりきつかったですね。5試合中4試合ゴールデンスコアに入りましたし、そういった中であまり勝つことができなかったので、スタミナも以前より減っているなという実感もありました。ずっと吐きそうな感じでした。

ーメディア出演の狙いは?

柔道界の入り口的な存在になれればいいかなと思っていますね。

やっぱり現役の選手が出ることが一番意味があると思っているので。引退した後からテレビに出ようとしても、結局引退した選手ってもう試合に出ないので。現役の選手がテレビに出ることによって、「この人の試合を見に行こう」となると思うので、ある程度バランス良く両立していくことは大事かなと思います。

この前の講道館杯の時も、たくさん子どもたちの声援とか聞こえましたし、僕のことをテレビで見て柔道を始めたという子たちも何人かお手紙を頂いたので、少しでもそういう活動が子どもたちのプラスになったら嬉しいですね。

ーグランドスラム東京2022について

優勝するための鍵、まず一つはスキをなくすことですね。100kg級は外国人選手の威力が強い階級なので、一瞬のスキが命取りになります。

柔道は背中を思い切りついたら負けなので、そのためにもスキをなくすことが大事です。

今回のグランドスラム東京は来年の世界選手権の選考会になっていて、ここで優勝するかしないかでかなり来年の世界選手権に繋がるかどうかが変わってきます。またパリ五輪に繋がるかどうかもかなり変わってくるので、パリへの第一歩として必ず優勝しなければいけない大会というふうに位置付けていますね。

この前の講道館杯で得た課題をしっかり克服して、もっと強い僕で試合ができるように準備していくので、応援の程よろしくお願いします。