W杯 日本代表キャプテン・吉田麻也 スペインとの大一番へ「W杯でどう戦うかこの4年間ずっと考えてやってきた。やるべきことは変わらない」

サッカー

2022.12.1

    吉田麻也 Photo by Richard Sellers_Getty Images.jpg
    吉田麻也 Photo by Richard Sellers_Getty Images

    ワールドカップ(W杯)カタール大会、サッカー日本代表のキャプテン・吉田麻也(34)が日本時間 12月2日午前4時からのグループE最終戦、決勝トーナメント進出をかけたスペイン代表との決戦を前にインタビューに応じた。

    日本はこの試合に勝てば無条件で決勝トーナメント進出が決まるが、負ければ敗退。引き分けの場合は、コスタリカとドイツの結果による。

    日本が引き分けてコスタリカが勝てば日本は敗退。しかし、ドイツが勝った場合は勝ち点が並んだ場合には得失点差、総得点、当該チームの直接対決の成績の順に競うことになる。

    ーここまでの2試合を振り返って

    すごく良いスタートを切ってチームの士気も上がっている中で、勝ち点をこぼしてしまった2試合目があって、改めてW杯は非常に難しいトーナメントだと思いました。

    緊張感もいつものそれとは全く違うもので、独特な雰囲気の中でどうやって勝っていくかを毎日考えていますが、それでもみんなが日本の為に戦うという強い思いで毎日練習に励んでいます。雰囲気はすごく良いです。

    楽なグループではないことは分かっていたので簡単にはいかないと思っていましたが、ここからもう一試合スペイン戦に向けて良い準備をして、グループリーグ突破を決めたいと思います。

    ーサッカー日本代表に多くの注目が集まっていることについて

    ここ最近はなかなか地上波でサッカーを見ることができなくなって、サッカーが身近なものになる機会が少なかったと思いますが、W杯で戦うことによって色々な層のサッカーファンに楽しんでもらえます。

    それは未来の日本のサッカーの発展に繋がることだと思うので、注目されることに関しては非常に嬉しいですし、楽しいなと思います。

    ースペイン戦は、日本サッカー界にとっても大事な試合

    おっしゃる通りだと思います。ここで予選を突破できるかどうかは日本サッカーにとって、ものすごく大きなことだし、将来を左右する事になりかねないと思います。

    ただ、1試合目が終わった時にも同じことを言いましたが、まだ何も成し遂げていないし、2試合目に負けて終わったからと言ってまだ何も失ってはいないです。

    引き続きグループリーグは続いていくわけで、元々この3試合で予選突破を決めないといけない状態だったので、やるべきことも気持ちの面も変わることはないです。プラン通りにやるだけだと思います。

    ースペイン戦での勝機はどこに見出す?

    いかに良いディフェンスをするかだと思います。

    ボールを保持されることは間違いないですが、その中で良い守備から良い攻撃に転じることができるかどうかと、可能であれば特に後半にスペースが空いてきた時に自分たちがボールを持つ時間を長くしなければいけないなと思います。

    ドイツとの試合もまさにそうで、後半にボールを持つ時間を長くすることで自分たちのペースを掴んで得点のチャンスをうかがうことができました。同時に相手が前がかりになったところでカウンターを仕掛けることもできたので、そういうところを徹底してやっていかなければいけないと思います。

    ー吉田選手にのしかかかるプレッシャーは大きい?

    今回に限らず、毎試合のしかかっています。

    それはポジションだけではなく自分の役割もそうですし、さっき言ったようにA代表は日本のサッカーの未来を左右する立場にあるので、毎試合大きなプレッシャーがのしかかっているのは間違いないです。

    もちろんこの試合も同じようにのしかかってきてはいますが、W杯でどうやったら勝てるのかどうやって戦わなければいけないのかを日頃からこの4年間ずっと考えてきたので、やるべきことは変わらないです。

    ー応援している多くのサポーターについて

    1試合目は特に後半、現地の日本人サポーターだけでなくてスタジアムにいるローカルなファンの皆さんも日本を盛り上げてくれたお陰で、大きなことを成し遂げることができたと思います。

    日本とカタールとで物理的な距離はありますが、僕たちも色々なものを見聞きするし、日本が盛り上がってくれていることは心から嬉しいです。その応援をパワーに変えて戦いたいと思っています。

    スペイン戦は日本では朝早い時間の試合になりますが、僕はずっと大会が始まる前からこの試合は選手だけでなくスタッフもファンも、日本の皆さんと一丸になって戦いたいと思っていたので、みんなで勝ってグループリーグ突破を決められたら良いなと思っています。