【MLB】今永昇太 無失点とデビュー戦で最高の投球「(みなさんが)寝て起きた時に良かったねと言ってもらえるような結果を出したい」

野球

2024.4.2

    GettyImages-2131110392 (1).jpg
    今永昇太 PHOTO:Getty Images

    <2024年4月1日(月)(日本時間2日)MLBシカゴ・カブス 対 コロラド・ロッキーズ @リグリー・フィールド>

    「投げる哲学者」今永昇太(30)のメジャー初登板は、カブスの記念すべき今季ホーム開幕戦。

    実に110年の伝統を誇るシカゴのリグリー・フィールドは、気温6℃、風速12マイルの風が吹き付ける中だが、30歳のルーキー右腕は、チームでただ1人半袖でマウンドへ上がった。

    調子を上げる今永は、3回表もレフトフライ、見逃し三振、センターフライと全て直球で簡単にスリーアウト。

    6回を投げて毎回の9奪三振、2安打、無失点とデビュー戦で最高の投球を見せた。

    カブスの救援陣がしっかり試合を締め5-0でロッキーズに快勝、今永に記念すべき初勝利がついた。

    今永昇太 試合後コメント

    Q. 今日の感想

    今日勝って2勝2敗に持ち込んで、ましてホームなので、いい結果出せればいいなと思って投げました。

    Q. 最後の三振について

    本当に独特なあの雰囲気でしたしピンチでもありましたし、この回でもしかしたらマウンドを下りるかもしれないというところで最後の力を振り絞りました。

    すごく甘い球で球威もそこまで良くなかったとは思うんですけども、このリグレーのカブスファンの方が歓声でミットまでボールを押し込んでくれたのかなと思います。

    Q. 今日の悪い天候でのピッチングについて

    コンディションは相手も同じなので寒いから投げづらいわけではないですし、バッターも寒いと嫌な時もあると思うので、天気とかコントロールされないものに対してはあまり深く感情を入れないのです。

    Q. マウンドを降りる時何と叫んでいた?

    とりあえずまあ雄叫びを。なんて言ったか覚えてないんですけど、その後に多分レッツゴーって言ったんで、少しアメリカ人になってるかもしれないです。

    Q. チームメイトは長袖、今永は半袖。寒さに対しては?

    何もやってなくてベンチで試合見てるだけだと寒く感じるかもしれないですけど、やってる本人としてはそんなに寒いという風に感じないので、日本時代からこの半袖で投げるっていうのをやってきました。

    コンディションで変えるっていうのはあんまりないですね。

    Q. 試合前、試合の間、そして試合後に自分のデビュー戦っていうのを感じた?

    なんか不思議な感覚ではあるんですけども、あまり開幕戦が迫ってくるとか自分のデビューが迫るとかそういう感情ではなくて、なんかこの日が普通に来たなと。

    だから特に気持ちが力んでしまうっていうことはなかったですし、朝起きても本当に今まで通り夜寝て朝起きるような感覚で朝を迎えたので、特にこの日だからっていうそういうフォーカスはあんまりなかったです。

    デビュー戦だけども、普通に過ごしてきたなって感じですね。

    Q.球場に入る時もブルペンに歩いてる時も周りにいたファンについて

    レフトのブルペンに歩いて行く時にものすごく歓声をいただきましたし、その時にこのカブスのファンの方の熱気というか、選手をすごくリスペクトしているんだなって感じました。

    このスタンドの皆さんの期待に今日は応えないといけないな、という気持ちでブルペンに入りました。

    Q. アメリカのストライクゾーンを自分の強みとして使えるか?

    ゴロピッチャーじゃないので、低めに投げるっていうよりかは高めのまっすぐで勝負したりとか、日本の時よりストライクゾーンを大きく使うっていうのを意識して投げてますね。

    決して高めばっかりじゃなく低めにも投げるんですけど、日本の時より偏りなく投げてると思います。

    Q. 登場曲について

    以前シカゴを訪れた時に、アイスホッケーのシカゴブラックホークスの試合を観戦して、ものすごくその歌が耳に残りました。

    やはりこのアメリカで認めてもらうためには、こっちの文化に自分が入り込んでいくことが大事なので、僕がやりたいことって言うよりかはシカゴのみんなが喜んでくれることを選択した方がいいんじゃないかなと思って決めました。

    Q. マウンドに上がる前いつもの1日と思って上がったと言っていたが意識してそうした?

    もしかしたらこのアメリカという環境がそうさせてるのかもしれないです。

    周りの人は僕のことを知らないので、特に「やってやろう」って思う必要がなく、何かを背負う必要もないので。

    これから自分という選手はこういう選手です、というのをシカゴのファンの方に証明していくだけなので、特に投げる前から気負う必要はないと思いながら、一日一日を過ごしていました。

    Q. メジャー初登板への思い

    日本の現地時間で深夜3時くらいなので、日本時代成績が苦しい時も見てくれてる方が寝て起きた時に「良かったね」って言ってもらえるような結果を出したい。

    Q. 同じ時期にメジャーに来た山本や松井のピッチングを見て

    同じ日本人ですけど敵のチームなので、活躍を願うというわけにはいかないですし、彼らが結果を出せば、僕も結果を出さなければいけない。

    この前山本投手が5回無失点でしたけども、彼がやってるってことはドジャースが勝ってるってこと。

    僕も自分がいい投球をしてカブスを勝利に導かなければいけないっていう、そういう気持ちではありますね。

    Q. シーズンに向けて

    もしこれを船出と例えるなら、まだこれから150何試合あるのでまだ船からロープを外しただけというか。

    まだそんな気持ちですし、これで「よし、やれるぞ」とかいう気持ちは全くないので。

    Q. 6回、2安打、無失点、9三振をどう評価する?

    フォアボールがゼロってことが、一番自分に合格点をあげたいなっていうところではあります。

    スリーボールからでも出さなかった、そこは唯一9三振よりも自分の見るポイントかなと思いますね。