ブルージェイズ 1993年以来となる世界一へあと1勝!シュナイダー監督「ゲレーロの一振りが流れを変えた」

シュナイダー監督 PHOTO:Getty Images
<2025年10月28日(火)(日本時間29日)MLBワールドシリーズ ロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズ@ドジャー・スタジアム>
トロント・ブルージェイズがついに王手をかけた。
敵地ドジャー・スタジアムで行われたワールドシリーズ第5戦、ブルージェイズは6-1で快勝し、シリーズ成績を3勝2敗とリード。
1993年以来となる世界一へあと1勝に迫った。試合後、ジョン・シュナイダー監督は会見に応じ、投手陣の奮闘とチームの結束力を称賛した。
試合の流れを決定づけたのは初回の攻撃。指揮官は「理想的なスタートだった」と切り出す。
「シュナイダーとゲレーロが連続でホームランを打ち、早い段階で主導権を握ることができた。昨日の試合からの疲れがあったにもかかわらず、選手たちは驚くほど冷静だった」と胸を張った。
中でもゲレーロJr.の一発には特別な意味を込めた。「"大谷対ゲレーロ"という構図がよく取り上げられるが、我々にとっては"トロント対ロサンゼルス"だ。ただ、あのスイングは非常に大きかった。昨夜の試合後、多くの注目が大谷に集まっていた中で、ブラッドのあの一振りがチームを勢いづけてくれた」と語り、チームに流れを呼び込んだ一撃を称えた。
投手陣の継投も完璧だった。先発のシェーン・ビーバーについてシュナイダー監督は「全く影響を感じさせなかった。ベテランらしく集中して試合に入っていた」と高く評価。「彼がここまでの道のりを経て、あのような投球ができたことを心から嬉しく思う」と語った。
また、リリーフで登板したメイソン・フルハティについては、「最も重要な場面で冷静に仕事を果たしてくれた。マンシーへの左対左の対決でも完璧だった」とコメント。
さらに、ポストシーズンで連日マウンドに立つルイス・バーランドについては「彼は異常なほどの安定感を持っている。あれほどの頻度で投げながら球威を保つのは普通ではない」と舌を巻いた。
チームの雰囲気について問われると、指揮官は「全員が"自分の役割を理解している"」と強調した。
「誰か一人がヒーローになる必要はない。26人全員が準備し、全員で勝つ。それが我々のチーム文化だ。選手たちは疲れているかもしれないが、精神的にはとても充実している」と語る。
シリーズ第6戦の先発はトレイ・ローレンス。敵地トロントでの決戦を前に、シュナイダー監督は自信をのぞかせた。
「非常に良い感触がある。18イニングの試合を戦い抜き、そしてショウヘイ(大谷)という偉大な選手を相手に流れを変えられたことは、チームにとって大きな意味がある。トレイは我々のやり方を理解しており、無理に特別なことをする必要はない。明日も全員で戦うだけだ」
勝利に浮かれる様子は一切見せず、冷静に言葉を選ぶシュナイダー監督。
「まだ終わっていない。だが、我々は自分たちのベースボールを取り戻しつつある」と締めくくった。
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