フリーマン 山本由伸に全幅の信頼「ヨシは特別な人間。彼が投げる試合では、僕たちは自然と勝てる気がする」

野球

2025.10.31

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    フリーマン PHOTO:Getty Images

    <2025年10月28日(火)(日本時間29日)MLBワールドシリーズ ロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズ@ドジャー・スタジアム>

    ワールドシリーズ第5戦で1-6と完敗し、シリーズ成績を2勝3敗とされたロサンゼルス・ドジャース。世界一連覇へ後がなくなったチームは、第6戦を前に、若き右腕・山本由伸にすべてを託すことになった。

    チームの中心打者であるフレディ・フリーマンは試合前の会見で、山本への深い信頼と敬意を口にした。

    「ヨシは信じられないくらい素晴らしい。新しい国、新しい環境にすぐ適応し、僕たちの信頼を勝ち取った。与えられた契約にふさわしい働きをし、僕たちが頼りにできる存在になった。特別な人間ですよ」

    フリーマンの声には、チームリーダーとしての重みと、チームメイトへの揺るぎない信頼が込められていた。

    山本は第6戦の先発に向けて万全の準備を進めている。延長18回に及んだ第3戦ではブルペンで待機し、登板の可能性にも備えていた。その姿を見たフリーマンは「彼は野球の試合に勝つためなら何でもする」と振り返る。

    「延長19回の試合で、中1日で登板するためにウォームアップしていたんです。コーチに"行けるか?"と聞かれて、"行けます"と答えたそうです。ギアを上げろと言われた瞬間、次の球は97マイル(約156キロ)だったと聞きました。それがヨシノブという人間を物語っているんです」

    普段は温厚なフリーマンが笑みを浮かべながら語ったそのエピソードには、仲間としての誇りがにじんでいた。

    このシリーズでドジャースは打線の沈黙に苦しんでいる。ここまで27イニングでわずか3得点と攻撃の歯車が噛み合わない中、それでもフリーマンは「ヨシを信じている」と言葉を続けた。

    「僕たちは何度も逆境を乗り越えてきたチーム。誰もが疲れているけど、ヨシがマウンドに立つことでチーム全体が引き締まる。あの集中力と闘志があれば、必ずまた勢いを取り戻せるはずだ」

    異国の地での挑戦、そしてチームの命運を背負う第6戦の先発。フリーマンの言葉は、山本がチームにとっていかに特別な存在となっているかを雄弁に物語っている。

    「彼が投げる試合では、僕たちは自然と勝てる気がする。彼の姿勢が、僕たち全員を刺激しているんです」

    シリーズは敵地トロントに舞台を移す。追い込まれたドジャースを救うのは、日本が誇る右腕・山本由伸。チームメイトたちの信頼を一身に背負い、世界一連覇への望みを懸けて、ヨシがマウンドに立つ。

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