大谷翔平 一発同点の好機に併殺打で天を仰ぐ 8月から不振のチームにロバーツ監督「勝てる野球をしていない」

野球

2026.8.18


大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2026年8月16日(日本時間17日) ロサンゼルス・ドジャース対ミルウォーキー・ブルワーズ@ドジャー・スタジアム>

ドジャースの大谷翔平投手(32)が、本拠地で行われたブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打も好機に併殺打に倒れるなど精彩を欠き、チームは連敗でナ・リーグのシード2枠を争うブルワーズとの4連戦を1勝3敗で終えた。

ドジャー・スタジアムの歓声が、最高潮に達した。3点を追う8回1死一・三塁。一発が出れば同点の場面で、大谷の第4打席を迎えた。ブルワーズベンチはここで左腕アシュビーにスイッチし、大谷との勝負を選択した。

カウント2-0からの3球目、真ん中やや外寄りの98マイル(約157.7キロ)シンカーをバットの芯で捉えた。打球速度105.9マイル(約170.4キロ)の痛烈なゴロは、しかし二塁手の正面へ。4-6-3と渡る痛恨の併殺打となり、珍しく大谷が一塁ベース付近で天を仰ぐ。歓声はため息に変わった。

初回先頭の第1打席は、先発右腕ヘンダーソンが投じた内角への93.9マイル(約151.1キロ)を痛烈なゴロで右前に弾き返した。3回2死無走者の第2打席はチェンジアップに空振り三振、6回1死無走者の第3打席は左飛に倒れた。

安打は出るものの、ここぞという場面で期待に応えられていない。前日も3点を追う5回1死満塁の場面で、怪物ミジオロウスキーに空振り三振に仕留められた。

終わってみれば、マンシーとパヘスのソロアーチ2発だけ。8月に入って自慢の打線は、貧打に喘いでいる。

「見ているとボール球に手を出している。1番から9番まで一貫した攻撃のプランが見えてこない。打撃は難しいが、粘り強く1球1球の勝負を勝ち取る執念が必要。これは才能の問題ではない。勝てる野球をしていない」とロバーツ監督は吐き捨てた。

この日は守備でも失策が失点につながり、ゲームの流れを手放す形となった。指揮官は「アウトにすべきところをアウトにできていない。取るべきアウトが取れないことで、投手に余計な球数を投げさせ、投球イニングを削ってしまうこともある。とにかくここしばらくクリーンな野球ができていない」と厳しい言葉を並べた。

ナ・リーグ最高勝率を争う中地区首位のブルワーズとの4連戦は1勝3敗に終わり、今季の対戦成績でも3勝4敗と負け越しが決まった。これで両チームが勝率で並んだ場合は、ブルワーズがポストシーズンで上位の出場枠を得ることになった。

また西地区では2位に7ゲーム差と首位を独走しているとはいえ、現時点では東地区ブレーブス、中地区ブルワーズの勝率を下回っており、このままだとポストシーズンはワイルドカードシリーズからのスタートとなる。

「今日の試合は本当に勝ちたかった。後々響いてくる可能性があるからね。でも勝てなかったので、前を向くしかない。あとで後悔するようなことにならないといいが」と指揮官。

格下ロイヤルズには3連勝したものの、カブス、ブルワーズの上位チームに苦しい戦いを強いられ、8月はこれで5勝10敗となった。17日(同18日)からのナ・リーグ西地区最下位のロッキーズ戦を浮上のきっかけにしたいところだ。

テレ東リアライブ編集部