佐々木朗希 勝利ならずも5回・6奪三振・2失点の粘投 「技術的に固まってきている」自身の成長に手ごたえ
2026.8.20
佐々木朗希 PHOTO:Getty Images
<2026年8月19日(日本時間20日) コロラド・ロッキーズ対ロサンゼルス・ドジャース@クアーズ・フィールド>
ドジャースの佐々木朗希投手(24)が、敵地で行われたロッキーズ戦に先発登板。5回99球を投げ、7安打2失点、1四球、6奪三振の粘投で勝利投手の権利を持って降板したが、3番手ベシアが同点弾を浴び、勝敗はつかなかった。
2試合連続アーチを放っていた大谷翔平投手(32)は「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打、1四球、2三振。試合はドジャースが延長10回、フリーマンの犠飛、ベッツの適時打で勝ち越し、6-4で勝利。このカード3連勝を飾った。
この日の佐々木は、これまでとは一味違う投球を披露した。安打で走者を出しても簡単には崩れず、5回まで毎回安打を許し、被安打7はメジャー自己ワーストタイだったものの、与えた四球はわずか1。2失点で切り抜ける粘りを見せた。最速は初回に記録した100.3マイル(約161.4キロ)だった。
2失点を喫したのは、4-0とリードして迎えた4回。1死二・三塁から7番アマドルに左越え二塁打を浴びたが、これは左翼T・ヘルナンデスが打球を見誤り、頭上を越されたものだった。捕球していれば犠飛による1失点で済んでいた場面だった。
7月以降は8登板で2勝無敗。この日は99球中73球がストライクで、ストライク率は73.7%。夏場に入ってから安定感が増している。
ロバーツ監督は「ローキはチームにとって素晴らしい存在だ。まだ完成された選手ではないが、昨年から大幅に成長している。今日は速球もスプリットも良かった。投球数がかさんで少し苦しい登板にはなったが、5回を投げ切ってくれたことでリリーフ陣の状況はかなり楽になった」と評価した。
さらに安定感が増した理由については「一番続けているのは、彼が自分の投球動作について話さなくなったことだ。スプリットの軌道を小さくして低めに決めることができていて、より速球が効果的になっている」と語った。
開幕当初はフォームに関する話題が中心だった佐々木自身も「技術的に固まってきているので、基本的には大きく崩れにくくなりましたし、ある程度、要求通りに投げる力はついてきたと思っています。自分のフォームだけに集中することなく、ピッチングに集中してやれているので、そういったところでいい影響があるのかな、と思います」と手応えを口にした。
シード権を争う中地区首位ブルワーズとの4連戦では1勝3敗と負け越したものの、西地区最下位ロッキーズとの3連戦は3連勝。現在は東地区首位ブレーブスを上回り、中地区首位ブルワーズに1.5ゲーム差のナ・リーグ2位でシード圏内をキープしている。
9月から始まるポストシーズンを見据え、"覚醒"した佐々木の右腕にかかる期待はますます大きくなっている。
テレ東リアライブ編集部