山本由伸 7回途中2失点9Kも「すごく悔しかった」13勝目消滅も4連勝「今日はすごく大事な日」
2026.8.22
山本由伸(c)SANKEI
<2026年8月21日(日本時間22日)ロサンゼルス・ドジャース対ピッツバーグ・パイレーツ@ドジャー・スタジアム>
ドジャースの山本由伸(28)がパイレーツ戦に先発し、6回1/3を5安打2失点、9奪三振の好投。
4-2とリードした場面で降板したが、救援陣が8回に同点2ランを浴び、メジャー自己最多となる今季13勝目はならなかった。
試合後、山本は7回を投げ切れなかったことについて「なんとか抑えきりたかったですけど、そこはすごく悔しかった」と振り返った。
今季23度目の先発となった山本。初回と3回に1点ずつを失ったものの、2回には3者連続三振を奪うなど、9つの三振を奪ってパイレーツ打線に追加点を許さなかった。
走者を背負う場面もありながら、大崩れすることなく試合を作った。
「調子自体もまあまあ良かったので、自信を持って、ランナーが出てからも落ち着いて一人ずつ抑えていこうと思いました」
この日は左打者の内角へシンカーを投げ込みながら、武器のスプリットやストレートを織り交ぜた。
シンカーについて「感覚はすごく良かったわけではないですけど、本当にいいところに決まっているボールが多かったので、自信を持って投げられました」と山本。「スプリットもたくさん投げていたので、良いバランスになったかなと思います」と手応えを口にした。
ストレートにも好感触があった。
「感覚良く投げられていると思いますし、スプリットにマークがいくことだったり、高めを狙っているバッターが多い時とか、そういう時はストレートがより有効になっているのかなと思います」
4-2で迎えた7回にもマウンドへ上がった山本だったが、先頭打者に二塁打を許し、1死を奪った後に死球を与えたところで交代。107球を投げ、あと2つのアウトを残してマウンドを降りた。
球数が100球を超える中でも7回を任されたからこそ、最後まで投げ切りたい思いは強かった。
「球数もギリギリの中、7回いかせてもらったので、なんとか抑えきりたかったですけど、そこはすごく悔しかったですね」
山本からバトンを受けた救援陣は7回を無失点で切り抜けたが、8回にオニール・クルーズに2ランを浴びて4-4。山本の13勝目の権利は消えた。
それでもドジャースは延長10回、トミー・エドマンのタイムリーで5-4のサヨナラ勝ち。2試合連続の延長サヨナラ勝利で4連勝を飾った。
コロラドでの遠征には帯同しなかった山本だが、チームが作った勢いを本拠地で途切れさせないことも意識していたという。
「連勝してましたし、明日はスクーバルがまた投げますし、今日はすごく大事な日だなと。僕の中で思ってました」
また、この日バッテリーを組んだハンター・フェドゥーシアについても「すごく信頼して投げています」と語り、ABSチャレンジでのサポートにも「すごい成功率で、本当にすごい助けられています」と感謝した。
自身の白星こそつかなかった。それでも、7回途中まで2失点、9奪三振。山本が粘り強く試合を作り、ドジャースは首位を走る中で連勝を「4」に伸ばした。