村上宗隆 先制の特大2ラン含むマルチヒットで勝利に貢献! ポストシーズン初となる一発に「すごくうれしかった」

野球

2026.10.4

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    村上宗隆 PHOTO:Getty Images

    <2026年10月3日(日本時間4日) ア・リーグ地区シリーズ第1戦 クリーブランド・ガーディアンズ対シカゴ・ホワイトソックス@プログレッシブ・フィールド>

    ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が、敵地で行われたア・リーグ地区シリーズ(ALDS)初戦に「4番・一塁」で先発出場。4打数2安打、1本塁打、2打点と先制弾を放つ活躍で、チームの3対0の勝利に大きく貢献した。

    ワイルドカードシリーズでアストロズを下し、地区シリーズへ駒を進めたホワイトソックス。相手はレギュラーシーズン終盤まで激しい地区優勝争いを繰り広げた同地区のライバル、ガーディアンズだった。

    村上は左腕相手で打線が大きく組み替えられる中でも、不動の「4番・一塁」としてスタメン出場。なお、西田陸浮内野手(25)も予備メンバーとしてチームに帯同し、試合前練習に参加した。

    初回2死一塁で迎えた村上の第1打席。カウント2-2から外角低めのシンカーを中前へ運び、チャンスを広げたものの、後続が倒れて先制とはならなかった。

    試合が動いたのは4回。先頭のバルガスが左前打で出塁すると、村上は初球の内角高めシンカーを豪快に振り抜き、この打球は右翼スタンドへ飛び込む特大の2ランに。

    打球速度112.2マイル、飛距離440フィート、打球角度31度を記録した一発は、自身ポストシーズン初本塁打となる貴重な先制弾となった。

    ホワイトソックスは7回にも2死一塁からC.モンゴメリーの適時打で1点を追加。投手陣は先発スミスが3回2死満塁のピンチを招いたものの、2番手ハドソンが火消しに成功。

    その後も5投手の継投でガーディアンズ打線を無失点に封じ、3対0の完封勝利でALDS初戦を制した。

    試合後、村上は先制2ランについて「すごく先制点が欲しかったので、すごくうれしかったですし、打ててよかったです」と笑顔。

    ベナブル監督も「ムネは一年を通して我々の中心選手だった。このチームのアイデンティティーを作る助けとなり、打線でもクラブハウスでも大きな存在感を示してくれた」と称賛。

    チームメートのテイラーも「今年一番クールなホームランだったかもしれない。440フィートの一発もすごかったが、確信した姿も完璧だった」と絶賛した。

    一方、ガーディアンズのボート監督は「悪い球ではなかった。村上がうまく打った」と先制アーチを振り返り、勝負を分けた一打を評価していた。

    <村上宗隆内野手 試合後コメント>

    Q.ポストシーズン初本塁打を振り返ってください。

    先制点が欲しかったので、すごくうれしかったですし、打ててよかったです。

    Q.あの打席のアプローチは?

    対戦もシーズン中ありましたし、1打席目もいい形でセンター前に打てたので。

    特に意識せずに、強く振り抜こうと思ってました。

    Q.ワイルドカードシリーズでうまくいかなかった部分もあると思いますが、クリーブランド相手というのが好調の要因ですか?

    いや、それはないです。しっかりヒューストンでもチーム一丸となって勝てましたし、悪いシリーズじゃなかったので。

    休みも2日ありましたし、いい調整ができたのかなと思ってます。

    Q.ワイルドカードシリーズでも村上選手の性格が表に出ることが多かったですね。

    チームメートのおかげですし、スプリングトレーニングからすごく受け入れてくださって、すごくありがたいなと思いながらプレーしているので。

    本当にチームに感謝したいと思います。

    Q.このチームの心地良さはいつ感じましたか?

    スプリングトレーニングをやっていくうちにですね。1か月ちょっとですかね。

    WBCもあったので、一緒に過ごさせてもらった中で、スプリングトレーニングの時には感じてました。

    Q.打席でのアプローチがいい時は、スイングなのか、メカニックなのか、何が好調の要因なのでしょうか?

    全てにおいてですかね。やっぱり相手もすごく素晴らしいピッチャーが投げてくるので、こっちも何か一つ欠けていては完璧なスイングはできないので。

    全てにおいて、打席の中では100%の状態で戦うことが一番大事かなと思ってますけど。

    Q.ホワイトソックスは苦しい成績が続いていました。入団を決めた理由は何だったのでしょうか?

    これが全てですね。

    こうやってポストシーズンに出て、チーム一丸となって勝つというのが僕の目標でしたし、この今の現実が全てかなと思いますけど。

    Q.チームの中で「1年間で一番いい野球ができている」という話がありますが、どう思いますか?

    僕もそう思いますね。ブルペンもすごくいい状態で投げてくれてますし、何とか点を取れば抑えてくれるという信頼もありますし。

    打線に関してもすごくいい打線として機能してるんじゃないかなと思います。

    あとはやっぱり雰囲気が一番いいですね。

    Q.第1戦を取れたことについて。

    明日も休みですし、短期決戦の中で先手を取るというのはすごく大事になってくるので、ここに来た時から何とか初戦を取りたいなと思っていました。

    こうして勝つことができて、また明日休んで、しっかり明後日も勝てるように、自分たちの野球をしていきたいと思います。

    Q.ホームランを打った時に感情をあらわにしていました。ダグアウトに向かって何と言ったのですか?

    いやもう、汚い言葉でした(笑)

    Q.ビジターとホームで打つホームランの違いはありますか?

    歓声の量はやっぱり違います。シカゴでも何本か打ちましたけど、やっぱりホーム球場で打つホームランは格別だなと思ってます。

    Q.今日は客席も真っ赤でした。そういう中でポストシーズンを戦うことについては?

    こうなることは予想できてましたし、特に何も感じなかったです。

    シーズン最後はこういう雰囲気になることもある程度イメージしながらやっていたので、それを上回ってくることはなかったです。平常心でプレーできました。

    Q.このチームは全員に出番があります。どう感じていますか?

    1人1人が色々な人から信頼されてると思ってますし、それに応えるだけの技量もあると思ってます。

    みんなすごくいいモチベーションでポストシーズンを戦えていると思いますし、信頼され、それに応えようと努力している証拠だと思います。

    Q.シーズン終盤に不振を脱した頃、下半身のトレーニング方法を変えたという話をしていました。その流れを継続できているということですか?

    はい。

    Q.雰囲気が良くなっている理由は何だと考えていますか?

    勝ってるからですかね。負けてないんで、まだ。

    でもシーズン最後の1か月はポストシーズンを意識して戦おうというのをチームの中で共有してましたし、みんな自然といい形で入れてるので。

    勝ったり負けたりはありますけど、負けた時に次の試合をどうするかとか、色々なことを考えながらみんな過ごしてるからだと思ってます。

    Q.投手交代でマウンドに集まる時、村上選手も声を掛けています。どんな意味があるのでしょうか?

    まあ「レッツゴー」って言ってるだけなんで、そんな深い意味はないですけど。

    英語喋れないので、それぐらい言っとこうかなっていう。あんまり意味はないです。普通に「行こうぜ」って感じです。

    Q.地区優勝を譲ったガーディアンズとの対戦ですが、何か思いはありますか?

    また別の戦いだと思ってますし、どんな相手でも勝ちに行くのが僕らの仕事です。

    特に相手がガーディアンズだからといって意識することは僕はあまりなかったですし、チームもみんなそうだと思います。

    どのチームに対しても勝つ意識で戦っています。

    Q.ヤクルト・石川雅規投手の引退について。どんなことを学びましたか?

    すごく背中で引っ張ってくれる大きな先輩でしたし、本当に野球に対して、うまくなりたいという気持ちを何歳になっても持ち続けていました。

    石川さんがやるなら僕らもやるしかないというくらい引っ張ってくれたので、本当に感謝しています。