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平野美宇、早田ひなが卓球シューズ秘話を披露

2021.06.25
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2021.06.25

ミズノ リモートトークショーに出演の早田ひな、平野美宇

「東京オリンピック」<7月23日~8月8日/卓球競技7月24日~8月6日>日本代表の平野美宇とリザーブの早田ひな(ともに日本生命)が6月24日、ブランドアンバサダーを務める総合スポーツメーカー「ミズノ」の卓球シューズについて語り尽くすリモートトークショーに出演した。

 この日は東京オリンピックの卓球競技が始まる7月24日までちょうど1カ月前というタイミング。

女子団体メンバーの平野、そして伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)を含む代表3人を支える早田は競技パフォーマンスを向上させる最新モデル「ウエーブメダル6」の特長とともに、大会本番を目前に控えた現在の心境も語った。

卓球女子日本代表「ワンピース」初採用の舞台裏

 卓球ファンも参加できたスペシャルなリモートトークショーは、世界で活躍するトップ選手がシューズのどんな部分を重視しているかを知る貴重な機会となった。

平野と早田が愛用するのはメダルシリーズと呼ばれるモデルで、今回紹介されたウエーブメダル6は東京オリンピックに向けて開発されたミズノの自信作だ。

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ミズノ 卓球シューズ最新モデル「ウエーブメダル6」


前陣での高速卓球が持ち味の平野は実際に履いてプレーした感想を、「私は連続攻撃を大事にしているんですけど、1本打った後に体勢が崩れず、次の1本も打てていると実感しています。サイドステップをしたとき、(シューズが)しっかり踏ん張ってくれるので素早く戻れます」と話す。

 一方、早田は台から距離を取りパワードライブで攻めていくダイナミックなプレースタイルが心情とあって、「私の場合、前後左右に幅広く動くので、回り込む速さとかフォアに大きく振られたときの戻りにスピード感が出るし、シューズのクッション性を生かして台上プレーから4球目につながったときの動きも速いと感じています」と話した。

 こうした2人の感想を受け、グローバルフットウエアプロダクト部で卓球の他にボクシングのシューズ企画も担当する大谷和さんは、ウエーブメダル6の特長と「卓球専用設計」と呼ばれるミズノ独自の卓球シューズ開発のポイントを次のように説明する。

「(ウエーブメダル6は)安定性とクッション性を重視するプレーヤー向けのモデルです。卓球専用設計は0.1秒を争う高速の打ち合いと、それをしっかりサポートする細かいフットワーク、左右への動きが大きなポイント。

グリップが良いのは絶対条件ですが、それ以外にも左右の動きに最も効果的なソールのデザインを研究開発しています。また、地面との距離を掴む卓球選手の繊細な感覚を数値化し、設計に落とし込んでいます」

 開発を進めるにあたっては、海外遠征の多い選手たちが日本にいる時間は限られていたり、昨年からはコロナ禍で選手と直に会える機会が少なかったりする中、「選手の感覚をいかに理解するかが難しかった」と大谷さん。

しかし、足の裏や指の感覚を実際のプレーの動きで見せて伝えようとする早田や「もう少しキュッとした感じにしてほしい」など擬音を使って何とか伝えようとする平野の考えを汲み取り、選手から「これでいけます」とオーケーをもらえたときは、「心の中でガッツポーズです」と苦労の末のやり甲斐を明かしている。

 トークショーの司会を務めた元卓球選手で卓球中継の解説でもおなじみの樋浦令子さんから、シューズを履くときのこだわりについてたずねられると、平野が「靴ひもをきつめに結ぶのが好み。試合になるとさらにきつく締めたくなって、たまに血が止まっちゃう(笑)」と衝撃発言。これに早田が「大丈夫かな。オリンピックでは血が止まらないように気をつけて観察したい(笑)」と応じる場面もあった。

 また、早田が「シューズは必ず右足から履きます。紐を結ぶのも絶対に右足から」と言うのに対し、「全然、気にしたことないです。毎日違います」と言う平野の凸凹コンビぶりにも2人のキャラクターがよく表れていた。

 東京オリンピックで女子代表選手たちが履くシューズの色は爽やかなライトブルー系。同じくミズノの開発による代表ユニフォームも「ダイバーシティーブルー」と命名された濃いブルー。ブルーが好きだという平野は「ユニフォームとの色の組み合わせがすごく合う。大事な試合では青とか水色のユニフォームを着ることが多いので、すごく嬉しいです」と声を弾ませた。

「あと1カ月で(東京オリンピックが)始まる。この1カ月、どれだけ自分を追い込んで大会本番に臨めるか。自分の中で120%の力を出して練習していきたいと思いますし、それによってどれだけ自信を持って楽しみにコートに立てるかが変わってくると思います」と平野。リザーブの早田も「練習相手として頑張るのみ」と意気込みを見せていた。

(文=高樹ミナ)


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