画像1






 


アメリ・プーラン
(オドレイ・トトゥ)
大きな黒い瞳の内気な娘アメリ。彼女にはちょっと人と違った趣味がある。穀物が入った袋にできるだけ深く手を差し入れること、クレーム・ブリュレの焦げた表面 をスプーンで割ること、サン・マルタン運河で水切りをすること。1997年8月30日の夜、運命の時が訪れる。アメリは隣人たちの人生を今よりほんのちょっと幸せにするために、小さな悪戯を仕掛ける決心をしたのだ。けれども、彼女自身は最も苦手な現実との対決ができるのだろうか?

ニノ・カンカンポワ
(マチュー・カソヴィッツ)
ポルノ王ビデオ・パレスのアルバイト店員、3分間スピード写 真のコレクター、だが水曜日には遊園地のお化け列車の暗闇で、お客を後ろから驚かすガイコツに変身する。とろけるような優しい笑顔の持ち主。

ラファエル・プーラン<アメリのパパ>
(リュフュス)
アメリが6歳の時、ラファエル・プーランは月に一度の健康診断のため、一度だけ小さなアメリの身体に触れた。この特別 なふれあいに動転したアメリの心臓は思わず早鐘のように打ち続けた。その時から、アメリのパパは娘の心臓に異常があると信じ込んだ。妻が死んだ後、引き蘢っていたが、世界発見の旅をする庭小人に勇気づけられ、第ニの人生を歩みだす

アマンディーヌ・フエ<アメリのママ>
(ロレーラ・クラヴォッタ)
その年も、アマンディーヌ・フエはアメリを連れてノートルダム寺院に行き、ろうそくを灯して、天がアメリに小さな弟を与えてくれるように祈った。その3分後、天から答えが返ってきた。不幸なことに、天から降ってきたのは赤ちゃんではなく、カナダ人旅行者だった。失恋の苦しみで人生から逃げ出したくなり、身を投げたのだった...。アマンディーヌ・プーラン、旧姓フエは即死だった。

シュザンヌ<カフェ"ドゥ・ムーラン"の女主人>
(クレール・モーリエ)
バーのカウンター生活30年のベテラン、元サーカスの曲馬乗り。シュザンヌはカウンターで起こることならたちまちわかる。そのレシピも教えてくれる。

ジーナ<アメリの同僚>
(クロチルド・モレ)
お祖母さんは治療師だった。彼女が好きなのは、お客の骨をコキコキ鳴らすこと。

ジョぜフ<"ドゥ・ムーラン"の常連客>
(ドミ二ク・ピノン)
病的に嫉妬深い男。彼の愉しみは、ビニールの梱包材をプチプチ潰すこと。

ジョルジェット<煙草売り場の売り子>
(イザベル・ナンティ)
頭が痛くない時は座骨神経が痛む。鬱病気味。一酸化炭素のせいであまりに咳がでるため、肋膜が剥離しかかっている

レイモン・デュファイエル<ガラス男>
(セルジュ・メルラン)
先天的な病気のため、骨がガラスのように脆い。拳を握っただけで、掌部骨折の恐れがある。そのため、20年以上も外出したことがない。そして、20年来、ルノワールの"ボート漕ぎの昼食"の複製画を年に1枚の割合で描き続けている。

マドレーヌ・ウォラス<アパートの管理人>
(ヨランド・モロー)
夫は40年前に南米で交通 事故死。フランスの諺に"マドレーヌのように泣く"という言い方がある。又、"ウォラス2といえば噴水の名前でもある。つまり、彼女には涙がつきものなのだ。

リュシアン<食料品店の従業員>
(ジャメル・ドゥブーズ)
アメリは、彼がまるで巣から落ちた雛のようにアーティチョークを扱う手つきが好きだ。彼にとってはその手つきこそ自分の職業への愛を表す方法である。コリニョンにいつも怒鳴られる。

コリニョン<食料品店の店主>
(ウルバン・カンセリエ)
乱暴な悪人、他人からやりこめられないように、自分より弱い人間をいじめるのが好き。地下室の換気窓の後ろに隠れた街のプロンプターが、きつい台詞を囁きかけてくれる時だけ、気弱な人はようやく彼を言い負かすことができる。

コリニョンの父親
(ミッシェル・ロバン)
食料品店を開く前は、地下鉄の車掌として鋏で切符に穴を開けていた。しばらく前から、夜な夜な公園に行き、ローレルの葉に鋏で穴を開けるようになった。本当はリラの葉を好む。

イポリト<売れない小説家>
(アルチュス・ド・パンゲルン)
彼にとって文芸評論家とはハゲタカに囲まれて棘をとがらしているサボテンにすぎない。

ドミニク・ブルトドー<宝箱の持ち主>
(モーリス・ベニシュー)
彼はローストチキンが大好き。特に好きなのは、腿肉と手羽と胸肉を分けてから、まだ湯気をたてている骨をお尻の部分から指で外していくことである。アメリがこっそり届けた子供の頃の宝箱に涙する。


| introduction |story | profile | characcters | interview | preview | credit |