




大ヒット上映中
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全国松竹洋画系
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『サイダーハウス・ルール』でアカデミー賞に自らの監督賞候補をはじめ7部門ノミネート、主要2部門受賞で現代の名匠となったラッセ・ハルストレム監督。『サイダーハウス・ルール』に続く新作はジョアン・ハリスのベストセラー小説「ショコラ」の映画化。すべての人を幸せにしてしまう不思議なチョコレートを売る母娘が、因習に閉ざされた村を幸せに導くファンタジック・ロマン。アメリカでは公開されるや、おいしそうなチョコレート、コミカルなストーリー展開、幸せで勇気が湧く観賞後感で観客たちを陶酔に誘い、批評家たちも絶賛を送った。評判はさらに広がり、ゴールデン・グローブ賞に4部門ノミネート、アカデミー賞最有力候補の声が高まっている。

冬のある日、伝統が深く根づく村に謎めいた女性ヴィアンヌが娘を連れて越してきた。母娘は教会のそばに、村の人々が見たこともない美味しそうなチョコレートであふれたショップを開く。それぞれの客の好みにピタリとあわせて勧められるヴィアンヌのチョコレートは人々をすっかり虜にした。カトリックの断食期間である四旬節が来るが、村人たちは教義に反してチョコレートを食べている。村の指導者であるレノ伯爵はその事実に愕然となり、人々にチョコレート・ショップへの出入りを禁じ、ヴィアンヌを村から追放しようと画策する。そんな時、若く美しいジプシーの青年ルーが村にやってきた。彼はヴィアンヌに好意を抱き、協力していく。村は、少しづつ変って行く・・・。

本作の見所は何といっても、全編に渡って登場するおいしそうなチョコレートの数々。しかも、そのチョコレートがストーリー展開に伴い、登場人物たちのキャラクターに併せ、それぞれの悩みを解決し、日々の生活の滓を静め、凝りを揉み解し、幸せに導いて行く。クライマックスではグリルされたチキンやラムにチョコレート・ソースがかけられ、それを食べる登場人物たちのその陶酔の表情。今までこんなにおいしそうに、映画と深く関わり、主役を演じるスターの座を奪ってしまった食べ物があったであろうか?
そして、チョコレートで伝導をしてきたヴィアンヌ母娘が村の人々を幸せに導いた後に、逆に伝導に命を捧げていたヴィアンヌさえも癒されていく。一見するとコミカルでファンタジックな展開だが、その中に今日的なモティーフが巧妙に織り込まれているハルストレム節。おいしそうなチョコレートに眼を奪われ、映画を楽しんでいるうちに、いつのまにか暖かく幸せな気持ちに包まれて見終える。まさに陶酔の映画体験と言えるだろう。
こんなに幸せでおいしく映画を仕上げたのは、ハルストレム監督を支える職人たち。脚色はすでにサンディエゴ映画批評家協会脚色賞を受賞している『ダイナソー』のロバート・ネルスン・ジェイコブズ。撮影は『ことの終り』でアカデミー賞候補となった名手ロジャー・プラット。そして『サイダーハウス・ルール』でアカデミー賞候補となった、音楽のレイチェル・ポートマン、プロダクション・デザインのデイヴィッド・グロップマン、衣装のレネー・エーリッヒ・カルフュスなどのチーム。製作は伝説の大プロデューサーであるデイヴィッド・ブラウンをメインに、『サイダーハウス・ルール』のレスリー・ホールラン、『アンジェラの灰』のキット・ゴールデンがあたり、万全の製作態勢を敷いている。
キャスティングは、幸せのテイストを描き出すための最高の演技陣がそろえられた。『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞受賞のジュリエット・ビノシュ、『ギルバート・グレイプ』のジョニー・デップ、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞受賞のジュディ・デンチ、『マグノリア』のアルフレッド・モリーナ、ハルストレム監督夫人でもある『存在の耐えられない軽さ』のレナ・オリン、『マトリックス』のキャリー=アン・モス、『理想の結婚』のヴェテラン俳優ジョン・ウッド、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のピーター・ストーメア、『グレアム・ヤング毒殺日記』のヒュー・オコナー、『ダメージ』などで今も活躍するハリウッド黄金時代の大スターであるレスリー・キャロン、『ポネット』で史上最年少のヴェネチア映画祭主演女優賞を獲得したヴィクトワール・ティヴィソルら豪華キャストが見事に料理され、観客を楽しませてくれる。
★ 2001年アカデミー賞5部門ノミネート
作品、主演女優<ジュリエット・ビノシュ>、助演女優<ジュディ・デンチ>、脚色<ロバート・ネルスン・ジェイコブズ>、音楽 <レイチェル・ポートマン>
★ 2001年第58回ゴールデン・グローブ賞4部門ノミネート
作品、主演女優<ジュリエット・ビノシュ>、助演女優<ジュディ・デンチ>、音楽<レイチェル・ポートマン>
★ 2000年サン・ディエゴ映画批評家協会 最優秀脚色賞<ロバート・ネルスン・ジェイコブズ>
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