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鉄道 (2/2)

photo新幹線の運転士が行う「極秘訓練」をご存知ですか。事故や災害時の対応をシミュレーションするその訓練とは、プラスチック製の鉄道模型玩具を使ったもの。一見遊んでいるかのように見える訓練風景ですが、月に1回以上行うことが義務づけられているそうです。マニュアルを読むだけでは忘れがちな対応も、模型を使うことで、より身につくそうです。なにより、運転士、車掌、そして駅員と、役割を変えて、何度も行うことで
「全体的に見えるなかでの訓練なので、人の仕事を理解して自分がやることになり、それだけ安全度が高くなる」
そうです。

photo安全性を高める秘密は、車両やシステム面にもあります。たとえば最新型N700系の先頭部分には空気抵抗を減らす航空機の技術とあわせて、カーブに入ると車体が斜めに傾くシステムが取り入れられています。東京-新大阪間の線路の実に3分の1がカーブなので、車体を傾かせることでカーブ時の最高時速270kmを維持できるのだとか。

photo速度と安全性を追求する一方で、鉄道事業者は過密ダイヤを日々運行するというミッションも負っています。たとえば東京の地下鉄、丸の内線。朝のラッシュ時には1時間に32本の列車が走ります。その間隔、わずか1分50秒。彼らはどうやって安全を保っているのでしょう。
取材班が東京メトロの指令室に伺った際に、正真正銘の緊急事態。人身事故が発生しました。

事故発生からわずか16分。乱れたダイヤが通常どおりにまで復旧する様子をまのあたりにした取材班。
「こういう危機管理の仕組みは経験の中から積み上げたものなんですか?」
「そうですね。鉄道は経験工学というくらいですから」

この、経験に裏打ちされたノウハウを学ぼうと、海外から多くの視察団が1年に50回以上訪れるといいます。指令室の室長が語ります。
「最近の設備や技術面では彼我の差はそこまで大きくないはずなんですが、とくに運用的なところへの関心が高いですね」

2.警備
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