記者レポート PEPORT

記者レポート第10回 「北朝鮮からの謎の軍団」 (10.06.15)

優勝候補筆頭のカナリア軍団、ブラジルの初戦。
南アフリカの人たちも、ブラジルは大好きで、スタジアムは完全に黄色に染まった。
対戦相手は北朝鮮。1966年にW杯に初出場し、ベスト8というすばらしい結果を残して以来の出場となる。北朝鮮の応援団と言えば、かつて話題になった「喜び組」が記憶に新しいが、今回は見かけることはなかった。北朝鮮VIP席には、スーツ姿の高級官僚とおぼしき人たちの姿は見かけたが、一般客席のサポーターは非常に少ない。
試合後、北朝鮮からのサポーターを探していたら、揃いの赤いジャージを着込んだ謎の集団を発見。40代後半から50代後半と見られる男ばかりの集団で、全員、日焼けした感じの顔色に、筋肉質の体つきだ。
すかさず質問すると、「北朝鮮から来た」、「今朝到着した」とのこと。一同は隊列を組み、黙々と徒歩でスタジアムを後にする。何者なのか?自費で来たのか?などの記者の質問には、ほぼノーコメント。ブラジルに対して善戦したことについて尋ねると、人によっては表情を和らげ、「いい試合だった。次は勝つ」と言葉少なく返した。
スタジアムでは、アジア代表の一チームとして善戦を期待するが、未だ多くの謎に包まれる国だけに、スタジアム外での次の遭遇チャンスを期待したい。

北朝鮮がW杯に出場するのは44年ぶり
北朝鮮がW杯に出場するのは44年ぶり

試合前、金正日のお面をかぶったサポーター
試合前、金正日のお面をかぶったサポーター

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