総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2012年11月26日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
スマートフォンではない携帯電話のことを「ガラケー」と呼ぶのが、いまや定着している。「ガラパゴス・ケータイ」の略称だが、独自の進化を遂げたガラパゴス諸島の生物となぞらえている。日本の携帯電話が先進的な技術や機能で独自の進化を遂げながら、海外では普及せず、世界の市場でシェアを握れないことを「ガラパゴス」だというのだ。
携帯電話だけではない。近年の日本では、さまざまな技術・サービスでこのガラパゴス化現象が生じている。そんな中、ガラパゴスかと思われた技術が海外で意外なブームを巻き起こしていた。それは、なんと文房具と炊飯器だ。
フランスで大ヒットしている「フリクションボール」
フランスの公立小学校。教室をのぞくと生徒たちが熱心に算数の勉強をしていた。手元を見ると、みな同じボールペンを使っている。日本の文具メーカー「パイロット」のフリクションボール。実は、フランスで6000万本売れている大ヒット商品だという。実はこれ、消せるボールペン。「パイロット」が特別なインクを使って作った画期的な商品だ。その裏には、「ガラパゴス」とも言うべき日本独自の技術があった。
「フリクションボール」で勉強している生徒
いっぽう、アメリカでも日本で開発されたある文房具がブームになっている。その名は『ケシポン』。文具メーカー「プラス」が開発した製品だが、「ケシポン」とは何なのか?
アメリカ・ポートランドのあるお宅を訪ねると、ダイレクトメールの山。1日に20通は届くという。シュレッダーするのもひと手間。そこで購入したのが「ケシポン」というスタンプ。自分の住所や名前が書いてある場所にスタンプを押すと、その文字が判別できなくなった。実は、「ケシポン」は個人情報を守るスタンプ、これが主婦たちの口コミでアメリカ中に広まっていた。
アメリカで個人情報を消してくれる日本の文房具「ケシポン」が大ヒット
未来世紀ジパング3回目の登場。1956年鳥取県生れ。早稲田大学法学部卒業。
讀賣テレビ、アナウンサーから報道局解説委員長を経て2010年9月に退職。自身が設立した大阪綜合研究所(シンクタンク)へ移籍。讀賣テレビ時代は主に報道・情報番組に携わり視聴者に解りやすく説明する解説に定評がある。主な著書に『日本の恐ろしい真実 財政、年金、医療の破綻は防げるか?』(角川SSコミュニケーションズ)『この国で起きている本当のこと』(朝日新聞社)などがある。
現在「ガラパゴス化」というと、否定的な意味合いで使われることが多い。
しかし、「ガラパゴスで良い」のだ。
日本には間違いなく技術がある。
だから、その技術を使って世界の各国に合うような
その国仕様のガラパゴス製品を作ればチャンスはある。
むしろ今の日本で、一番良くないのは自信なくしていること。
実は、この「ガラパゴス」という言葉を使って
卑下しているのは、世界中でも日本人だけなのだ。
日本が自国の技術にもっと自信を持って、世界へ打って出れば、
「ガラパゴスこそ未来へ羽ばたける」だろうと、辛坊は考える。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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