総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2019年9月4日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
数年前からよく聞くようになった「AI」という言葉。言葉としては知っているが、実際に「どのように使えるかわからない」という状態が続いていたが、ここに来てその使われ方が見えてきた。AI先進国アメリカと中国で、最新のAIとロボットを取材。
交通、飲食、生活、娯楽といま、あらゆる分野でAIが使われている様子を紹介する。
アメリカ西海岸で、街を走る小さなロボットを発見。
これ何かというと…AI機能を搭載した配達ロボット。小さなロボットが、ピザやタピオカミルクティーを、注文した人のところまで届けているのだ。カメラが6つついたこのロボットは、もちろん信号が赤なら止まるし、青ならスタートする。また、野菜や果物を積んだ、ハイテク移動スーパーも登場。これも、運転手がいないどころか、運転席もついていない代物。
ハイテク移動スーパー
中国では、可愛らしいパンダが描かれたバスが街を走る。しかしこれ、その風貌とは違い、凄いハイテク。現金やカードではなく、手の平の静脈を認識し料金を払い、運転は、自動運転。信号や交通状況を見て、バスが勝手に走る。客を乗せて、自動運転のバスがもうすでに走っているのだ。また、北京で人気だというレストランに行くと、厨房に全く人がいない。工場でよく見るような機械のアームが、いくつも動いているのだ。
人の仕事を機械が奪っている、と思ったら、このレストランではそうではなかった。
北京のAIハイテクレストラン
えっ、この人がこんな事言うんだ、と思ったら、それは「ウソの映像」。
最近は、そんな映像がネット上にあふれている。全く本物と見分けがつかない映像が出来るのも、実は「AI」の技術があるからなのだ。これは、「ディープフェイク」と言われ、世界中で研究が行われている。人をだましたり、陥れたりするために「ディープフェイク」を使うか、それとも、映画やテレビを楽しむためなどに、「ディープフェイク」を使うか・・・。
AIやロボットは、使う人で大きくかわるのだ。
元サッカー選手のベッカムのディープフェイク映像
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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