バックナンバー

2013年2月11日放送

日本人が知らない衝撃の韓国~その光と影

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

日本人が知らない衝撃の韓国~その光と影

放送を見逃した方はこちらから!最新の放送回をまるごと配信中! テレビ東京 ビジネス オンデマンド

 近年、グローバル市場での躍進が続く韓国勢。中でも、サムスンの勢いが止まらない。10年前は"サムスン"って何?という存在だったが、テレビにスマホにと、今や"世界トップの家電メーカー"へと成長した。番組では、そのサムスンが虎視眈々と狙う"世界制覇への野望"に迫る。
 そんな勢いづく韓国だが、国内では怒りが爆発していた。自殺が多発し、低賃金に不満を募らせる労働者のデモが各地で起こり、未だに凄まじい貧民街が...。そこには日本人が知らない、超格差社会の実態があった。

  • 韓国・現代自動車の労働者デモ 韓国・現代自動車の労働者デモ
  • 日経スペシャル 未来世紀ジパング(FUTURE CENTURY ZIPANGU) 放送を見逃した方は… テレビ東京 ビジネス オンデマンド 最大1か月無料!詳しくはこちら

放送内容詳細

サムスンは本当に強いのか?

 今年の1月、ラスベガスで世界最大の家電見本市が開かれた。ソニーが次世代テレビ「4K」テレビを発表する一方、韓国のサムスンは出展ブースで独創的な演出で来場者の注目を浴びていた。来場者からは、「10年前までは、サムスンって何?って感じだったのにね」という声が。サムスンは今、どこまで強いのか?日本にいると分からないその実態を全米で追跡。するとそこから、ある裏戦略が浮かび上がってきた。

ラスベガス・CESのサムスンブース ラスベガス・CESのサムスンブース

サムスンにヘッドハンティングされた日本人

 今や“世界的な家電メーカー”へと成長したサムスン。だが、サムスン成長の裏には“意外な秘密”が隠されていた。
取材班は、そんなサムスンの裏側を知る人物との接触に成功した。日本の大手自動車メーカーに在籍していたと言う。

不満が爆発する国内の労働者

 去年、過去最高の売上高を記録した韓国の大手自動車メーカー、現代自動車。
今やグローバル市場で、世界5位の販売実績を誇る巨大企業だ。その主力工場で今、労働者たちの不満が爆発している。工場近くの駐車場にテント村を作り、座り込みの抗議デモを行っているのだ。そして、工場を見渡せる高架線の鉄塔、約25メートルの上にも決死のデモ隊が!取材班は、ろう城100日目に突入する“非正規労働者たちのデモ”を直撃取材した。

韓国・現代自動車のろう城100日 韓国・現代自動車のろう城100日

今話題の街“カンナム”が格差の象徴

 世界中で大ヒットしている、韓国の人気歌手PSYが歌う江南スタイル。
歌詞の内容は…韓国一の繁華街・江南地区やそこに暮らすセレブたちを歌った曲。だが、そんな華やかな江南地区からわずか2キロの同じ地区内には、驚くべき光景が広がっていた。九龍村と呼ばれる貧民街だ。バラック小屋がひしめき合い、そこに高齢者が身を寄せ合って暮らしていた。実は韓国は、高齢者の貧困率が世界一なのだ。

江南スラム街 江南スラム街

NAVIGATOR

財部誠一(経済ジャーナリスト)

野村證券退社後、出版社勤務を経てフリージャーナリストに。経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を主宰し「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている。近著に、「パナソニックはサムスンに勝てるか」「メイドイン・ジャパン消滅~世界で戦える『製造業』をどう守るか」など。

未来予測

日本はテレビを捨て復活

 かつて日本のお家芸であったテレビは、円高と韓国勢との低価格競争の影響で不振が続く。大幅な赤字が目立つ電機メーカーだが、その中には黒字転換している企業もある。たとえば日立はテレビの自社生産から撤退し、社会インフラと言われる発電所や鉄道、エレベーターなどの事業に注力。2009年には7000億円の赤字だったが、2012年には2000億円の黒字となった。
 「テレビを捨てる」というのはあくまで象徴的な意味であり、特定の製品に依存したり過去の栄光にすがるのではなく、これから収益の上がる収益モデルを追求すべきだと財部は言う。日本には世界に誇る優れた基礎研究や基礎技術の蓄積がある。それらを生かせれば、韓国勢に先んじて新しい分野でリーディングカンパニーになる可能性は大いにある。

miraiyosoku_130211

バックナンバー

ご注意下さい

最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。