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2013年3月4日放送

池上彰"奇跡のアフリカ"第1弾 飢餓・貧困の大地が大変貌!

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

池上彰

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池上彰が沸騰するアフリカ大陸を取材。経済成長と人口増、活気に満ち溢れる国々を見ると「アフリカの世紀」を実感する。一方で広大なアフリカ大陸はアルジェリアの人質事件が記憶に新しい北部イスラム圏、紛争が絶えない中部、広大なサバンナで野生の動物たちが暮らし手つかずの自然が残る東アフリカ。更に日本人観光客が急増中の南アフリカを中心とする南部まで様々な顔や特色を持っているのだ。そんなアフリカに今なぜ世界が熱い視線を送るのか?池上彰がアフリカと日本とのつながりを取材、徹底解説する。

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放送内容詳細

飢餓からの脱却 ニッポンの米作りが変える!

池上が訪れたのはアフリカ大陸の中心ケニア。日本ではマラソンランナーの活躍などで知られている。人口4000万人ケニア、発展著しい首都ナイロビから2時間、池上が見た風景は見渡す限り続く巨大な日本式の水田だった。かつては農地が痩せ細り、飢饉が頻発していたアフリカ。今では米を主食に自給率も上昇。この20年の変貌の礎が日本の米作りだったのだ。

ケニアの水田 ケニアの水田

「稲作の伝導師」農村に暮らす日本人

ケニアの隣りウガンダの農村。ここに日本から遥々アフリカへ渡り、米作りの指導にやってきた1人の日本人がいた。アフリカの過酷な自然環境に適したネリカ米という米を使い、日本式の米一粒の収穫までこだわる細かい米作りを現地に広めている。収穫量も向上し農民の生活も豊かになり「米御殿」まで。地元の人々から感謝される「稲作の伝導師」の元に今、アフリカ全土から米作りを学ぼうと多くの研修生たちが訪れていた。

日本式「稲作の伝道師」 日本式「稲作の伝道師」

日本の農業“技術”にも期待!

アフリカ東部のモザンビーク。飢饉を超えて今、食糧を供給する農業国として世界から注目を集める存在となっている。一体なぜ?…その変貌の陰にも日本人農業技術者たちがいた。かつて南米の荒れ地を大穀倉地帯に変えた巨大プロジェクトに習い、独自の農地開発に向けた新たな試みも始まっていた。その先に見据える「情けは人の為ならず」日本式支援の未来にあるものとは・・・。

サバンナに変革!? サバンナに変革!?

NAVIGATOR

池上 彰(ジャーナリスト)

未来世紀ジパング11回目の登場。1950年長野県生まれ。1973年にNHKに入局。報道局社会部記者などを経て94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役を務める。2005年からフリージャーナリストとして、世界各地を取材。2012年4月~東京工業大学リベラルアーツセンター教授。

【WEB限定】未来世紀ジパング 特別編

未来予測

アフリカが食糧倉庫に

アフリカはこれまで、飢餓や貧困の問題で世界各国からの多くの援助を受けてきた。しかし時代は変わろうとしている。中国やインドをはじめかつての振興国の経済発展で将来、世界規模の食糧不足の問題が発生する可能性がある。未来のアフリカは、援助の受け手ではなく世界へと食糧を出してく立場に変わるというのだ。食糧が世界に行き渡ることは、アフリカ全体の飢餓・貧困、あるいは紛争・内戦の防止にも繋がってくる。
 モザンビークで日本が援助している大穀倉地帯計画“ナカラ回廊”。港に通じる道路を建設し、世界へ穀物などを輸送しやすくする計画だ。
その計画で将来的には、日本にもメリットがあると言う。今や入手の難しい遺伝子組み換えではない大豆。モザンビークから安定的に確保できるようビジネスも動き出そうとしている。

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