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2013年5月13日放送

"日本流"が沸騰!チャイナ+1を超えたベトナム

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

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日本企業のベトナム投資が加速している。尖閣問題、反日デモなどの中国リスクからの回避先=チャイナプラスワンとしてのベトナムではもはやない。「メード・イン・ジャパン」への高い信頼、食や生活など文化まで「日本流」を支持する中間層が急激に拡大しているのだ。人口9000万人、巨大市場を狙う日本企業を取材。かつての日本の高度経済成長期時代の姿を想起させるベトナムから見えてくる未来とは・・・。

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放送内容詳細

反中デモ禁止令と漁船発砲事件の島へ潜入!

今月のゴールデンウィーク、ベトナム屈指の観光名所・世界遺産の「ハロン湾」には多くの日本人が訪れていた。今ベトナムは、日本人観光客が増加中。そんなベトナムの町で静かに市民が口にするのが、隣接する大国・中国への不満。しかしベトナム政府は去年、多発した反中デモの禁止命令を出していた。ベトナムと中国の間の領土問題、3月には中国海軍による漁船への発砲事件が起きたと言う。漁船がそのまま残る島に取材班が潜入!事件は中国側が「ねつ造」と否定、果たしてその真相は・・・。

禁止された反中デモ. 禁止された反中デモ.

「ラーメン」・「ホンダ」・「ノート」市場を独占、新風も続々!

ベトナム人にとって日本の印象は「ホンダ」のバイク。そして国民食とも言われる即席麺=インスタントラーメンだ。ベトナムの即席麺市場は日本のエースコックが65%のシェアを持ち、「ハオハオ」という商品が大ヒット。2012年のベトナムの即席麺売り上げは50億食で世界4位。3位の日本54億食に迫っている。その“麺大国”ベトナムに2012年進出したのが日清。去年から本格的な生産を開始。ベトナム人の好みを追求し、最新製法で麺のコシにこだわった商品で販売を拡大。その営業部隊に密着した。

年間50億食“即席麺”に新風! 年間50億食“即席麺”に新風!

ベトナムに「金妻タウン」田園都市計画がスタート!

ホーチミン郊外で進む巨大プロジェクトに日本の東急電鉄が挑んでいる。広さ70ヘクタールの新都市開発。目指すは東急田園都市線の「街づくり」。まさにそのものをベトナムに再現しようと言うのだ。かつて東急が開発した「庶民憧れの町」田園都市。高層マンションから戸建て住宅、商業施設からバス交通網まで。日本企業初の「街作りパッケージ」とは・・・。

東急田園都市「街作り」を輸出 東急田園都市「街作り」を輸出

NAVIGATOR

後藤康浩(日本経済新聞社 編集委員)

沸騰ナビゲーターとして11回目の登場。1984年日本経済新聞社入社。バーレーン駐在、欧州総局(ロンドン)駐在、東京本社産業部、北京駐在、論説委員兼編集委員、アジア部長を経て、現在、日本経済新聞社編集企画センター兼アジア部編集委員。 <主な著書>『勝つ工場』、『アジア力』、『資源・食糧・エネルギーが変える世界』(いずれも日本経済新聞社)。

未来予測

アジア展開のキーストーンに!!

日本企業にとってベトナムは、アジア展開のキーストーン・要石であると予測。
1つ目の理由が「アジアマーケティング」。日本国内で新商品を開発する場合、まずは静岡でテストマーケティングをすることが多い。東西に長く関東と関西両方の文化を持つためだ。静岡と同様、ベトナムも南北に長く、東アジアと東南アジアの文化が交わっており、アジア展開のテストマーケティングをベトナムで行えばアジア全体の傾向を把握することができる。まさに「アジアの静岡」だと後藤は言う。
2つ目は「対中国戦略」。中国包囲網という言葉もあるが、ベトナムは古くから中国と領土問題などの紛争を抱えている。日本の対中国戦略において重要な国でもあるのだ。
最後に3つ目が日本が間もなく交渉に参加するTPP。米や麦など農産物の関税の例外措置を維持したい日本と同じように、ベトナムも実は自動車や二輪車産業については関税撤廃の例外を訴えている。TPPの交渉だけでなく、連携し良きパートナーとなると言うのだ。

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