総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2013年10月21日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
雑誌やテレビで特集されるなど、女性を中心にちょっとしたブームとなっているパン。
いまや、家庭での消費量も、コメとほぼ同じ水準にまでなっている。
専門家に言わせると、日本ほど色々な種類の美味しいパンが食べられる国はないという。
そんな日本のパンが、北米で人気となっている。
カナダ・バンクーバーをきっかけに、一大旋風を巻き起こしている"日本流のホットドック"。
そして、ニューヨークで人気を呼んでいる"日本の食パン"。
パンなんて、世界どこでも同じだろうと思ったら大間違い。日本のパンは、一味違かった!
カナダ・バンクーバーは屋台が多くひしめく町。
100軒近くある屋台のなかで、一番人気なのが、日本人が経営する“JAPAドック”と言うホットドッグ屋だ。ホットドッグの店は他にもあるが、他とは大きく違うと言う。
特製ソイソースをかけた「黒豚テリマヨ」、脂身の多いソーセージに大根おろしがたっぷりのった「おろし」、そして「エビてんぷら」など、どれも日本ならではの味なのだ。
また、中の惣菜だけでなく、周りのパンにもこだわり、日本のパンと同じ味を出すために、わざわざパンメーカーに特注したのだという。いまでは、旅行会社のツアーがJAPAドッグの屋台に立ち寄るほどの人気だという。
アメリカで人気のパンの一つが、クロワッサンだ。
クロワッサンはもちろん、フランス生まれのパンだが、アメリカで食べるクロワッサン、実は“日本生まれ”だと言うのだ。
一体どういうことかと言うと・・・、アメリカのクロワッサンの多くは、機械で作られたもので、その機械を作ったのが日本の企業だというのだ。
クロワッサンは、見てわかるとおり、層がいくつも重なって出来るパン。
日本のメーカーがその機械を作るまで、どこもクロワッサンを作る機械を開発できなかったのだと言う。
もう一つ、アメリカ・ニューヨークで、人気になりつつあるのが、日本の食パン。
食パンなんて、世界どこでも同じだろうと思ったら、日本の食パンのように、白く、
フワフワしているパンは他にはないのだ。
ニューヨーカーに日本の食パンを試食してもらったら、みんな驚きの声を上げた!
パンを作る技術はもちろん品質、栄養、安全までを研究する日本パン技術研究所の所長。
パン技研では、パンメーカーの社員やパン職人が技術向上のために学ぶ、職業訓練学校も併せ持つ。井上氏自体も、パンメーカーで働いた経験を持ち、パン作りはもちろん、世界各国のパンについても多くの知識を持つ。
“Jパン”とは独自の進化を遂げてきた、日本のパンのこと。
それは、食パンや総菜パンだけでなく、日本の技術力を集約した製造ロボットで作られたパンも含まれる。
また日本が、パン職人の世界のワールドカップ「 クープ・デュ・モンド」で昨年2回目の優勝をしたりと、パンを作る技術は世界一といえる。
また、アジアではすでに日本のパンが主流になっている所もある。
日本のパンを学びたいという海外の人が日本に学びに来ているなど、日本のパンは世界に広がりつつある。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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