総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2014年2月10日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
日本人が"忘れてしまったこと"や"その良さに気がつかないこと"を、あらたに発見し見つめなおす企画「ニッポン再発見」の第四弾。今回は、中国に進出した日本の洗車ビジネスとタイに乗り込んだクリーニングチェーン店の"徹底的にキレイにするビジネス"を取材。キレイなのは当たり前と思う日本人。しかし、それが大きなビジネスに発展している。
中国にある日本の洗車会社
クリーニング店を利用したお客さん
ベンツにポルシェにフェラーリ・・・見るからに高そうな車が店先にズラリと並ぶ。
いま、中国で「洗車の王国」という日本人が経営する自動車洗車場が流行している。富裕層にターゲットを絞り、わずか4年で、中国全土に270店舗を展開するまでに。中国は車の保有台数で1億台、新車販売台数で世界初の2000万台を突破。車に関するビジネスが広がりを見せる中、洗車場も増えている。
しかし、街に普通にある地元の洗車場は「さっと洗ってさっと拭く」大雑把なもの。一方の「洗車の王国」は、2人1組、30分かけて丁寧に念入りに洗う、いわば日本流。なぜ、日本でも聞いたことの無い会社が成功したのか?秘密に迫る。
日本の企業で働く中国人の若手社員
ここ10年で、個人所得が倍になるなど、経済成長著しい国・タイ。豊かになるとキレイにしたくなるものか?
タイにはクリーニング店が全国で5000店舗あるという。しかしタイのクリーニング店は、規模が大きいものはあまりなく、家庭用の洗濯機で洗い、家庭用のアイロンでしわを伸ばす程度のものが多いのが状況。しかも、クリーニングの料金は、「重さ」で決まるというシステム。ワイシャツでもティーシャツでも下着でも、値段と関係するのは「重さ」なのである。
そんなタイに、日本の中堅クリーニングチェーン喜久屋が進出することに。日本とは全く違うクリーニング事情の中、日本流の丁寧で細かい作業で、豊かになりつつあるニューリッチ層を狙う。
タイに進出した日本のクリーニングチェーンの工場
山口義行(立教大学 経済学部教授)
1951年名古屋市生まれ。1993年より立教大学経済学部助教授、2001年4月より現職。中小企業支援ネットワーク「スモールサン」を主宰し、中小企業支援活動を展開。民間の政策立案組織「政策工房J-WAY」の代表として、政策提言活動も行っている。主な著書に『山口義行の“ホント”の経済』(スモールサン出版)『終わりなき世界金融危機 バブルレス・エコノミーの時代』(岩波書店)『聞かせる技術』(河出書房新社)など。
日本のきめ細かな「キレイ」の技術は洗車やクリーニングのような必ずしも見えるものだけではない。
「空気」、「水」、「土」のような目に見えない所にまで進んで言っている。
まず「空気」。日本の空気清浄機は世界でもトップクラスの性能で、その中でもダイキンは空調機産業では世界一である。
さらに「水」の浄水技術でも、ポテンシャルが高く、北九州市がベトナムやカンボジアで技術協力をしている。
そして「土」、放射能汚染された草木、がれきを除染し、その際にバイオエタノールも作るベンチャー企業が注目されている。
これら日本の技術が地球全体をキレイにしていく時代になり、人々の生活レベルが上がっていくと、山口は言う。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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