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2014年6月2日放送

ニュースが伝えない「ウクライナ騒乱」〜意外な日本ブーム〜

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

ニュースが伝えない「ウクライナ騒乱」〜意外な日本ブーム〜

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世界を揺るがすウクライナ騒乱、ニュースの裏側と意外な素顔に迫る。首都キエフでは日本ブームが起きていた。街中には寿司店が急増し、走るパトカーは日本のエコカー。そして公認の将棋大会が開催され、美人モデルたちは日本市場を目指している。
一方、「新東西冷戦」とも言われるウクライナ騒乱の裏側を取材。ロシアに併合されたクリミアでは諜報機関の存在を確認。戦闘の絶えないウクライナ東部では、「サハリン出身」の指揮官を直撃。しかし銃口がカメラに向けられた。「新東西冷戦」の始まりなのか、日本の立ち位置は...。

  • ウクライナで台頭する極右集団 ウクライナで台頭する極右集団
  • 寿司ブームでオリジナルも登場 寿司ブームでオリジナルも登場
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放送内容詳細

ウクライナ騒乱の裏側① 「親EU派VS親ロシア派」 “親日”女子大生の選択は…

ウクライナの首都キエフで去年11月に始まった親EU派の市民のよる大規模デモ。半年が経過した市内中心部の独立広場では、犠牲者を弔う献花台が設置され訪れる人々があとを絶たない。その傍らでは「反ロシア」を叫ぶ過激な右翼勢力の武装集団が道路を占拠。ナショナリズムの炎が燃え上っていた。
キエフ大学の日本語学科に通うエレナさんは、今のウクライナ状況に胸を痛めていた。大学でも連日「反ロシア」ムードが高まり、多くの学生が抗議活動を行っていた。「日本とウクライナの架け橋になりたい」。迎えたウクライナの大統領選挙を前に思い悩むエレナさんの選択は・・・。

キエフ独立広場で祈るエレナさん キエフ独立広場で祈るエレナさん

ウクライナ騒乱の裏側② 「静かに進むロシア支配」緊迫のクリミア、東部に潜入!

世界を揺るがしたロシアによるクリミア併合。あれから2ヵ月、クリミアでは着々とロシア化戦略が進められていた。街中ではロシアを歓迎する市民の集会や、プーチン大統領の写真を飾る店舗も続出。「飴と鞭」で生活向上や年金倍増政策が施される一方、旧ソ連時代を思わせるかのような情報統制も行われていた。さらに内戦状態のウクライナ東部ドネツク州では、ウクライナ政府軍と新ロシア派の武装集団が一発触発の状況で睨み合っている。取材班は新ロシア派の最前線本部へ。「樺太、サハリン出身」と話す指揮官を直撃、彼らの目的とは一体・・・。

「サハリン出身」の指揮官 「サハリン出身」の指揮官

ウクライナ騒乱の裏側③ 日本はどう向き合っていくのか?

ウクライナで今、日本の環境車・エコカーが活躍している。1200台を超える新たな「エコ・パトカー」が全土に導入され、これまでと比べCO2を7割削減し、燃費は3割も上昇する。エネルギーのロシア依存を脱却したいウクライナにとって、日本の環境・省エネ技術が貢献していた。さらに国民的不満も多く、老朽化で事故が頻発していた公共施設の大規模改修を日本が支援。ウクライナをめぐる今の世界情勢、ロシアに対しても、日本はどう向きあえばいいのかを紐解く。

全土に1200台「エコ・パトカー」 全土に1200台「エコ・パトカー」

NAVIGATOR

太田泰彦(日本経済新聞社 論説委員兼編集委員)

1985年日本経済新聞社入社。1994年~ワシントン支局、1998年~経済部編集委員、
2000年~フランクフルト支局長、2004年~論説委員、兼国際部編集委員。
1面コラム「春秋」を執筆。

未来予測

“新・東西冷戦”は起こらない

ウクライナを舞台に各国が睨み合い今にも新東西冷戦の様相とも言われるが、実はお互いに決め手を欠いている状態が続いている。EU諸国はロシアから輸入している天然ガスに依存していて、さらに大事な貿易相手でもあるロシアを制裁したくないのが本音だ。アメリカも“戦争疲れ”をしていてウクライナ問題にこれ以上長く関与したくない。日本もウクライナ問題が起きるまではロシアとの関係が良好で、安倍総理とプーチン大統領は5回も会談している。プーチン大統領の在任中に北方領土の返還交渉を加速させたい為、ロシアに対して強く出られない。一人勝ちに見えるロシアもウクライナ危機でアメリカやEUからの投資が減り、株価も2割も落ちている。このまま欧米の経済制裁が続けば、経済はさらに冷え込んでしまう。どの国も相互補完関係がある今、新東西冷戦は起こらないとの考えだ。かつての冷戦時代のように東か西につくかという単純な考えではなく、日本は独自の環境技術や経済力を生かしてどう外交していくのか、知恵を絞ることが大きな課題になると太田は予測した。

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最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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