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2014年7月7日放送

アジアで沸騰!北海道ブームの裏側

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

アジアで沸騰!北海道ブームの裏側

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外国人観光客が増える中、北海道の人気がうなぎ上りだ。特に、アジアの人たちにとって、北海道は必須の訪問地となっている。
なぜ、北海道が人気なのか?
シンガポールから北海道に来た人たちのツアーに同行。
そこには日本人と違った、意外な楽しみ方をする人たちがいた。
またアジア各国でいま、いわゆる「北海道物産展」が次々と開かれている。
その舞台裏を取材。北海道ブームの仕掛け人を追った。

  • シンガポール人に人気の北海道ツアー シンガポール人に人気の北海道ツアー
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放送内容詳細

“北海道物産展”がアジアで人気沸騰!

シンガポールの百貨店で開かれる“北海道物産展”は、11日間の開催で約3万人の客が訪れるほどの人気ぶりだ。これは、あくまで北海道の商品だけ置く“北海道物産展”。
日本の商品だから買うのではなく、シンガポール人は“北海道”のものだから買うのだ。
日本各地のお土産を置く店でも、北海道のコーナーだけ商品がなく、“売り切れ”の看板が掲げられていた。今や、日本人がよく知らない北海道の名産品まで店頭に並んでいる。

シンガポールで開催された北海道物産展 シンガポールで開催された北海道物産展

シンガポール人に人気の北海道ツアー

北海道・函館に降り立ったシンガポール人のツアー客。旅行会社が用意したバスに乗り込むのかと思ったら違った。彼らはレンタカーを運転し、それぞれ北海道を周るのだという。
東京23区とほぼ同じ大きさというシンガポール。シンガポールの人たちは、海外に行った時に“ドライブ”を楽しむのだという。
そんなシンガポール人の楽しみ方に目を付けた日本人オーナーの旅行会社が、“シンガポールの北海道ブーム”の火付け役だった。

シンガポール人に人気のドライブツアー シンガポール人に人気のドライブツアー

フィリピンで北海道ブームを後押ししたのは・・・旅番組

フィリピンでも、コンビニに“北海道”の名前が付いたスナック菓子が売られ、カフェで“北海道キャラメルティー”なるものが飲まれるなど、今や北海道ブーム。
そのブームをもう一歩後押ししたのが、今年2月にフィリピンのテレビで放送され、高視聴率を記録した旅番組だ。有名タレントを旅人とし、フィリピン人スタッフが、自分たちが興味を持ったことを題材にした番組だが、実はこれ、北海道庁が仕掛けたものだというのだ。

旅番組の視察をするフィリピンのテレビ局 旅番組の視察をするフィリピンのテレビ局

NAVIGATOR

財部誠一(経済ジャーナリスト)

野村證券退社後、出版社勤務を経てフリージャーナリストに。金融、経済、そして日本のものづくりなどの分野で多数の執筆。経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を主宰し政策提言を行っている。近著に、「パナソニックはサムスンに勝てるか」、「シェール革命」など。

未来予測

第2第3の北海道が生まれていく

アジアで北海道がブームだが、財部は北海道以外にもアジアの人たちから注目され、人気になるところがこれから先、出てくると予想する。
レンタカーツアーでシンガポールに北海道ブームを起こした仕掛人西村さんの元には、岐阜、熊本、石川、高知、三重、和歌山、沖縄など多くの自治体から相談、依頼が相次いでいると言う。
財部は、それぞれの自治体が、“他の自治体の成功”を真似するのではなく、それぞれの地域の付加価値または魅力に合わせて、新しいモデルを作れるかが、成功するかどうかの大きな鍵になると考えている。
2020年の東京オリンピックを材料にするのではなく、自治体がそれぞれ、“自分たちでブームを作るぞ”との強い心意気を持つことが必要だという。

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最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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