総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2014年12月22日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
カリブ海に浮かぶキューバ。楽園、サルサといった陽気なイメージの一方で、革命、ゲバラといったハードなイメージも併せ持つ。しかし謎なのが、その国家体制。ソ連が崩壊し、中国が資本主義にまい進するという世界激変の中もなお、カストロ議長の下、「社会主義」国家の建設を推し進めてきたのだ。果たしてその実態は?
キューバでは、今となっては懐かしさを覚える“社会主義的光景”がなお健在だ。
食糧配給や、国営レストラン、教育・医療の無償サービスといった国家による統制制度。さらに、鎖国政策の影響で、街を走る車は、今もなお、1959年の革命前のアメリカ車ばかり。“クラシックカーの博物館”と呼ばれるゆえんだ。
街を走るクラシックカー
さすがに時代遅れの制度・政策の下、経済は低迷し、カストロも一線を退き…いよいよ変化の兆しが表れてきた。その変化の象徴が、外貨獲得のための最大の“輸出”作戦。それは、今年日本で話題になったキューバのプロ野球選手たちだ。DeNA球団で大活躍したグリエル選手に密着、彼と彼の家族を通して見えてくる、キューバの実態とは?
街では、資本主義的な政策も、おそるおそる始まった。「まずい」と評判の国営レストランに対抗して、個人による民営食堂がブームに。何と、日本食堂も!
キューバに帰国中のグリエル選手
「アフリカの角」と呼ばれる東部に突き出たソマリア。映画「ブラックホークダウン」でも描かれた激しい内戦が続く国だ。今もイスラム過激組織「アルシャバブ」や、部族集団が群雄割拠し、世界でもまれにみる無法、無政府、戦国状態が続いている。
しかし、そこに、無法状態とは隔絶した、わりと平和な“国家”があるという。
それが謎の未承認国家「ソマリランド」だ。政府も憲法も、議会もあり、さらには自国通貨も発行している。首都はハルゲイサ。しかし、世界地図ではあくまでソマリアの一地域。国連からも未承認で、日本をはじめ世界は国家と認めていない。世界でも珍しい、「未承認国家」なのだ。
ジパング取材班が、かの地に潜入!そもそも外国人は入れるのか?国際線は?ビザは?国際電話は?インターネットは?経済活動は?
ソマリランドの街角に札束の山
そんなソマリランドに降り立った1人の日本人の若者がいた。途上国の教育支援を行うNGOの創業者、税所篤快(さいしょ あつよし)25歳。「ソマリランドで初となる大学院をつくる」というのだ。アフリカの国際機関も支援をためらう“謎の未承認国家”で、たった1人で、大学院をつくるという。途方もないプロジェクトに密着取材した。
そこに舞い込んだのが、「暗殺予告」。果たして何が起きたのか?
税所篤快(さいしょあつよし)さん
一橋大学社会学部、経済学部卒業。ハーバード大学歴史学博士号取得(PhD.)。
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。現在、プレトリア大学日本研究センター所長、六本木アカデミーヒルズ日本元気塾塾長、季刊誌『一橋ビジネスレビュー』編集委員長も務める。
キューバやソマリランドなどは日本にとってあまり関係ない国だが、日本を新発見するためには、このような未知なる国に行かなければならない。
例えば、年功序列制賃金や、友好的な労使関係など平等な社会を築きあげた日本だからこそ、できることがあるのではないか。ソマリランドは「平和」を大事にしている。そこに行ってみると、日本の繁栄もまさに平和の上に築いてきたと、再認識、再発見できる。勇気とスピードを持って、未知なる国に打って出ることがこれからの日本には必要だ。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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