総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2015年2月9日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
好調だった韓国経済に陰りが見え始めた中、大韓航空の「ナッツリターン」や保育園の児童虐待「キムチビンタ」など、韓国社会で衝撃的の事件が相次いでいる。韓国で一体何が起きているのか。読み解くカギは韓国に渦巻く"怒り"だ。「あなたが一番怒っていることは何か?」ソウル市内で100人にインタビュー。意外な結果が明らかになった。怒りの矛先にある問題の真相を追った。
韓国で渦巻く“怒り”
開店前のソウル市内のスーパーに大行列が出来ていた。お目当ては去年、日本メーカーが韓国向けに発売した「甘いポテトチップス」だ。わずか3分で100袋が売切れ。どの店も出荷直後に即完売。韓国のニュース番組では「メーカーの出し惜しみ」などと大きく取り上げられ、社会現象化していた。抱き合わせ商法や類似品も出現し遂には詐欺事件まで。異常とも言える人気の秘密とは・・・
入手困難“ハニバタ”チップス
韓国の怒りの矛先がGDPの75%を牛耳る大手財閥。「ナッツリターン」問題で裁判中の趙顕娥(チョ・ヒョナ)大韓航空前副社長をはじめ「財閥3世」の問題が顕在化している。ある調査では、平均28歳で入社し31歳で役員に昇進するというのだ。これに庶民の怒りが爆発。さらに自宅は推定10億円の豪邸でかつて政府から与えられた住宅街に建つ、趙一家の驚きの暮らしぶりを取材した。さらに財閥3世VS中小商店、財閥子息による暴行事件も起きていた。
「ナッツリターン」の趙一族
2018年平昌冬季オリンピックまであと3年。会場となる平昌は日本で大ヒットした「冬のソナタ」のロケ地でもある。かつて日本人ファンが殺到した場所は今どうなっているのか?そして突如浮上した日本の長野県との共同開催案。競技場の新規建設費が自治体の財政を苦しめていた。開会式を行うメインスタジアムの予定地を訪ねると、看板すらなく未着工のまま。懸念するIOC(国際オリンピック委員会)が現地を視察。韓国側として出迎えたのは「ナッツ姫」の父で平昌オリンピック組織委員長の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏。ジパングが独占取材した。
あのブームから10年
未来世紀ジパングでは中国・韓国をはじめアジア各国を担当し、現地取材を敢行する「アジアの後藤」。1984年日本経済新聞社入社。北京駐在、論説委員兼編集委員、アジア部長などを経て、 現在、日本経済新聞社編集企画センター兼アジア部編集委員。
<主な著書>『ネクスト・アジア』、『資源・食糧・エネルギーが変える世界』
(いずれも日本経済新聞社)。
1960年代以降「日本に追い付け追い越せと常に背伸びをして成長してきた」韓国。経済成長の陰で「韓国の背伸び」が今、財閥中心の経済や財閥3世問題を生む素地にもなってしまったと言う。
現在ウォン高で経済が岐路に立たされる中、財閥偏重や国際イベントへの過度な期待などを止めて、低いながらも安定的、持続的な成長を目指すべきだと提言。背伸びをやめ、身の丈に戻った成長=「身の丈にリターン」こそが今後重要な要素になるのではないかと後藤は言う。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。