総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2015年9月7日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
世界最大のイスラム教国インドネシア。断食月のラマダン明けが一大商戦のタイミングだという。アサヒ飲料のペットボトル茶が、そこに殴り込みをかけた。一方アメリカでは「抹茶ブーム」だが、きっかけは抹茶アイスとされる。その仕掛け人が、ロサンゼルスに拠点を構える日本茶販売会社「前田園」の前田拓さん。今、お茶をさらに広めたいと「クールジャパン機構」と組んだ"抹茶"国家プロジェクトが始まっていた。
インドネシア ペットボトルの緑茶飲料ブーム
いまインドネシアでは緑茶のペットボトルが大流行。ジャカルタの広場でも、若者たちがみな携帯していた。しかし、日本メーカーのものではない。地元メーカーがシェアの9割を占めているのだ。そんなインドネシアの緑茶市場に殴り込みをかけるのが、アサヒグループホールディングス。地元で一番愛されるよう「ICH OCHA(イチオチャ)」と名付けた緑茶ペットボトルの製造を始めた。果たして挽回できるのか?その秘策が…“ラマダン作戦”。イスラム教国インドネシアには年に一度、ラマダンと呼ばれる約1か月の断食期間がある。それを狙った、一大営業作戦が始まった。
ラマダンの断食明けを狙った営業大作戦
一方アメリカでは本格的な「抹茶ブーム」が起こっていた。きっかけは1993年に発売された抹茶アイスとされる。それを仕掛けたのが、ロサンゼルスに拠点を構える日本茶販売会社「前田園」の前田拓さん。そんな前田さんには、日本茶をさらに広めるための次なる計画があった。長崎の企業と組んで、アメリカに抹茶カフェのチェーンを出そうというのだ。
その計画を後押しする強力な助っ人が現れた。その名は「クールジャパン機構」。国をも巻き込んだ抹茶の一大プロジェクトが始まった。
抹茶ブームの仕掛け人 前田拓さん
タイの首都バンコク。ここでは不思議な抹茶メニューが沸騰していた。街の屋台で出てきたのは、なんと緑色のごはん。名物「緑茶チキンライス」だ。本物の抹茶を使って作っている。さらに、抹茶カレーを出す店もある。タイでは、抹茶が驚きの進化をしていたのだ。そんなタイにも、抹茶を広める日本人がいた。島根県松江のお茶屋の4代目・中村寿男さんだ。日本のお茶業界の厳しい現状から海外に活路を見出そうと、2007年に日本茶カフェ「チャホ」をオープン。その場で本格的な抹茶を点ててくれると若者たちに人気に…。その噂はタイ王室にまで伝わり、なんと王女にお茶を点てることになったという。
タイで茶道を教える「中村茶舗」中村寿男さん(左)
1960年生まれ。1985年早稲田大学政治経済学部卒、日本経済新聞入社。
1997年欧州総局(ロンドン)駐在特派員、2000年東京本社編集局証券部次長、
2005年日経金融新聞副編集長を経て、2013年より編集委員兼マネー&インベスター(M&I)面編集長。<主な著書>『欧州単一通貨ユーロ』『銀行再編淘汰の時代』
(いずれも日本経済新聞社刊、共著)など。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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