総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2015年9月14日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
中国が引き金となった世界同時株安。ついに「バブル崩壊」は始まったのか。その裏側と行方に迫る緊急企画。不動産業者や無謀な融資を続けてきた"影の銀行"の破綻も相次ぎ、泣き叫ぶ投資家たちの姿が「夢の終わり」を告げる。さらに実態経済にも多くの疑問が浮上。「世界の工場」の終焉と言われ、外資系工場の撤退や夜逃げが続出していた。一方、多大な恩恵を受けてきた世界一のカジノリゾート、マカオにも異変が。新国立競技場で話題となったザハ氏が設計する巨大ホテル計画など、知られざる現場を総力取材。「中国バブル崩壊」の真相から、日本や世界に及ぼす影響を探る。
中国バブル「夢の終わり…」
国を挙げた都市計画のもと、ヨーロッパの街並みそっくりの模倣都市=フェイクタウン。バブルを生んだ無謀な巨大都市開発計画「中国11大模倣都市」の1つ“中国のパリ”に潜入した。街には3分の1規模のエッフェル塔や、目抜き通りの偽シャンゼリゼに10万人が住める巨大マンション群。しかし実態は「もぬけの殻」。開発した不動産会社を直撃すると、衝撃の事実が明らかに…。そして襲った株の大暴落。1億人の投資家が1000万円以上の財産を失ったと言われる。全財産を失い「跳楼」(飛び降り自殺)するケースが続出。証券会社は水着ギャルを使って「早まるな!上がるまで待とう!」を合い言葉に自殺防止キャンペーンを展開。そんな状況下で今、中国全土の広場で大勢の市民による“謎の踊り”が大流行。いつしか広まったと言う「自由に踊り狂う」異様な光景は、幕末の日本で流行った「ええじゃないか」を彷彿とさせるのだった…。
1億人が大損失…全財産が一夜にして
中国全土で“謎の踊り”が大流行
製造業が集積することから“世界の工場”と呼ばれる広東省。今、製造不況が直撃していた。街の広場には、行き場を失った数千台もの建設機械が放置され、工場では経営者の夜逃げが続出。取材班は、絶望した従業員が飛び降り自殺しようとしていた現場に遭遇。さらに日本企業も中国からの撤退も加速している。ある日系工場では労働者800人がストライキを起こし、日本人幹部が拉致・監禁された。その様子を監視カメラの映像と写真、社長の証言により再現。中国経済を牽引してきた「世界の工場」終焉の現場を取材した。
監禁27時間…日本人社長が証言
ラスベガスを引き離し、世界一のカジノタウンとして急成長を遂げたマカオ。今なお新たなリゾートホテルが次々と建設されている。世界初「8の字観覧車」を備えたアトラクションホテルやパリ風の巨大ホテルリゾートなど。その中に着工したばかりの注目ホテルがあった。あの新国立競技場と同じ、ザハ氏設計のホテルだ。曲線を多用した「かつてない奇抜なホテル」の全容とは。一方マカオの年間5兆円を超える収入源が中国本土からの客だ。中でも数%と言われるVIPが5割を占める。しかし中国経済の影響がマカオを直撃し、VIP専用ルームが次々と閉鎖。「数億円を賭ける」という知られざるVIPの実態を今回、関係者が赤裸々に告白。現在、中国本土で「未回収の借金の総額は3000億円」と明かした。中国バブルの恩恵に支えられてきた、マカオの開発バブルにも暗雲が…。
新国立競技場のザハ氏が設計
VIP激減で2桁マイナス成長
1984年日本経済新聞社入社。バーレーン駐在、欧州総局(ロンドン)駐在、
東京本社産業部、北京駐在、論説委員兼編集委員、アジア部長を経て、
現在、日本経済新聞社編集企画センター兼アジア部編集委員。<主な著書>『勝つ工場』、『アジア力』、『資源・食糧・エネルギーが変える世界』(いずれも日本経済新聞社)。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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