総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2015年10月5日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
中国経済の失速と共に、注目が高まってきているインド。しかしそこは、1年間の交通事故死亡者数14万人と世界ワースト1位の国。
「一歩でも先に」と考える国民性で、交通ルールを守らない実態。
しかも、「運転免許を買う」人が多いという現実も。
そんな常識でははかれないインドで、ビジネスを展開する日本企業を取材。
「郷に入れば郷に従え」とばかりに、独自の作戦で勝負をかける。
交通事故による死亡者数が世界ワースト1位のインド。
その数は、2位の中国のほぼ倍、14万人にものぼる。
交通事故死亡者数が多い背景には、「交通ルールを守らない」実態もあるが、実は「交通ルールを知らない」という現実もあった。
それというのも、運転免許証を取得するのに、「お金出して買う人」が多いというのだ。
番組スタッフが、潜入取材。その実態が明らかに!
取材中にも交通事故 当事者の男女
交通ルールが守られない実態もあるが、経済成長に伴い富裕層が飛躍的に増えているのもインドである。小型車が多かったインドだが、街中でもBMWやベンツ、トヨタの高級車種などが頻繁にみられるようになってきた。
そんなインドに、いまや中国で600もの店舗を持つ日本の洗車ベンチャーが進出。
インドの富裕層をターゲットに商売をはじめていた。
「見た目重視」というインド人に、洗車ビジネスは受けるのか?
日本の洗車店の常連のインドのお金持ち
わざと車を傷つけて日本の洗車の技術を宣伝している様子
インドは、1日に4万4千台バイクが売れると言われる、世界最大のバイク市場。
そんな中、日本のホンダは、インド国内に2000の販売店を展開し、猛烈な売り込みをかけている。ホンダは元々、インドの現地のメーカーと合弁会社を作っていたが、数年前にそれを解消。現地メーカーに勝つべく、新たな戦略を立て勝負している。
そのひとつが、バイク教習所の開設。事故が多く、ルールを知らないインドの人たちに、日本で培った「安全」を武器に販売拡大を狙う。
ホンダのバイク製造工場
ホンダが作った バイク教習所
1951年名古屋市生まれ。1993年より立教大学経済学部助教授、2001年4月より現職。中小企業支援ネットワーク「スモールサン」を主宰し、中小企業支援活動を展開。民間の政策立案組織「政策工房J-WAY」の代表として、政策提言活動も行っている。主な著書に『山口義行の“ホント”の経済』(スモールサン出版)『終わりなき世界金融危機 バブルレス・エコノミーの時代』(岩波書店)『聞かせる技術』(河出書房新社)など。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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