総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2016年2月29日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
今年1月、核開発疑惑による経済制裁が解除されたイラン。国際社会に復帰を果たしたばかりのイランに世界各国から人々が殺到している。イランの秘める可能性は大きく、原油埋蔵量は世界4位、天然ガスは世界1位。人口8000万人というイスラム市場も大きな魅力で、日本にも大きなチャンスが到来していた。これまで入国することが難しかった各地の世界遺産には早速、日本人観光客の姿も。街中から聞こえるのはイラン人の流暢な日本語。かつて日本で生活していた人たちが帰国し、日本を知る親日家も多いのだ。さら日本とイランの関係を辿ると、第二次大戦後から続く知られざる深い絆があった。
2/11の革命記念日は例年にない盛り上り
テヘランの“顔”とも言える庶民の台所がバザール。所狭しと並ぶ商店には、制裁を受けていたとは思えないほど豊富な品がそろう。しかし多くの品にMade in Chinaのタグが…。欧米諸国が制裁でイランから距離を置いていた間、市場で存在感を示していたのが中国だった。そんなイランにはかつて日本で暮らし、日本文化に親しんだ人が大勢いる。その一人アハバンさんは大の親日家で、日本の温泉が大好きだったと言う。ついにはテヘラン市内に「イラン版のスーパー銭湯」を作ってしまったのだが・・・さらに黒装束に身を包み、凄技を次々と繰り出すのはイランの「忍者」たち。実は今イランでは、精神と肉体を鍛えられると忍術が大人気となっていた。日本人が知らないイランの沸騰する日本ブームに迫る。
首都テヘラン バザールの賑わい
“イラン版スーパー銭湯”が大盛況
中東から原油を運ぶタンカーの要衝となっているホルムズ海峡。かつてこの海で、日本が世界を揺るがす大事件を起こしたことはあまり知られていない。今年、映画化される小説『海賊とよばれた男』のモデルとなった「日章丸」事件だ。石油の国有化を目指し、イギリスから圧力を受けていたイランから、出光興産が秘密裏に石油を買い付けイギリス海軍の目をかいくぐって日本へと運んだ逸話だ。それから60年あまり、イラン南部にかつて日本が権益を持ち開発を行っていた世界最大規模のアザデガン油田を政府の特別な許可を得て取材に成功。そこには制裁解除を受け日本の帰りを待つ人たちがいた。
“日の丸油田”アザデガン油田
去年5月、あるイラン人の一行が密かに日本を訪れていた。日本各地の都市交通システムや新幹線に熱い視線を送るイランの要人たちだった。経済性制裁解除を見込んで、日本の最先端技術を視察しにやって来ていたのだ。一方、彼らが日本で見てみたかったという場所が広島の原爆ドーム。人類史上初の核兵器による悲劇を目の当たりにして何かを感じとった一行。そして舞台は現在のイランへ。100万人規模の大都市を8つも抱えるイラン。慢性的な渋滞や急増する交通事故を防ごうと日本の専門家チームが立ち上がった。
広島原爆ドームを視察する一行
東京外国語大学アラビア語学科卒業、1989年日本経済新聞入社。
テヘラン支局長・カイロ支局長・ドバイ支局長などを歴任。
東はアフガニスタンから西はモロッコまで、中東諸国を自らの足で取材。
現在、日経新聞論説委員。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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