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2016年6月13日放送

奇跡の医療!世界最前線

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

奇跡の医療!世界最前線

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視力を失った男性が感動の視力回復!30年ぶりに妻の姿が見えるようになり、奇跡の再会を果たす。アメリカで実用化となった人工網膜「アーガスⅡ」を取材する。いっぽう、日本でも若き名医が治療不可能だった心臓病を新治療で成功率100%に。

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放送内容詳細

奇跡の医療① 30年ぶりに妻の顔が…

アメリカで奇跡ともいえる出来事が起こった。現在67歳のラリーさんは30代の時、「網膜色素変性症」という病気で失明した。日本でもこの病気の患者数は5万人と推測されている。ところが、最近あるもののおかげで光を取り戻した。アメリカのセカンド・サイト社が開発した人工網膜のシステム「アーガスⅡ」だ。それを装着することで、なんと30年ぶりに妻の顔を見ることができたのだ。そんな奇跡を起こした「アーガスⅡ」の仕組みとはいったい?いっぽう、日本の岡山大学でも新たな人工網膜の研究が進んでいた。

奥さんとラリーさん 奥さんとラリーさん

奇跡の医療② 不治の病に新治療…成功率100%

いま、高齢化に伴い患者が急増している病気がある。「大動脈弁狭窄症」という心臓病だ。加齢などにより心臓の大動脈の弁が石灰化、血液の流れが悪くなり心不全などを起こす病気。通常、外科手術によって治療するが、体力の落ちた高齢者にとって手術ができず、諦めて死を待つほかなかった。ところが、外科手術をせずに治療するTAVIという新技術がフランスで開発された。慶應義塾大学病院の林田健太郎医師は、フランスに渡りその技術を習得、成功率100%を誇る。ジパングのカメラがその手術に密着した。

奇跡の医療③・・・医療のない地域に医療を

今年5月、カンボジアに新しい病院ができた。治療代はなんと無料、患者が続々やってくる。実はカンボジアには日本のような保険制度はなく、治療代が払えないため病気にかかっても諦めていた人が多かったのだ。この画期的な病院をつくったのは、日本のNPO法人ジャパンハート、「医療の届かないところに医療を届ける」ボランティア組織だ。そこには“奇跡”ともいえるシステムがあった。実は、この病院全額寄付でまかなわれているのだ。しかも、個人からの寄付が多いという。さらにここで働く医者や看護師もボランティア、普段は日本で働いているが、数日間の休暇をとって治療にやってきて、また日本に帰るのだ。しかも、無給どころか渡航費も自己負担。なぜこの奇跡のシステムが成り立っているのか?

患者と息子 患者と息子

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米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)

一橋大学社会学部、経済学部卒業。ハーバード大学歴史学博士号取得(PhD.)。 1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。現在、プレトリア大学日本研究センター所長、六本木アカデミーヒルズ日本元気塾塾長、季刊誌『一橋ビジネスレビュー』編集委員長も務める。

【WEB限定】未来世紀ジパング 特別編

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