総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2016年7月11日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
オリンピック・パラリンピック開幕まであと一カ月、この夏大注目のリオデジャネイロ。このスポーツの祭典の舞台裏では、すでにニッポン勢の活躍があった。重要な足となる新しい路面電車が開通、これには日本の商社・三井物産がかかわっていた。さらに、パナソニック製品がオリンピック会場をジャック。
しかし、そんな沸騰をしり目に、ブラジルは今深刻な経済不況、政治不信、そして治安問題、まさにオリンピックの開催が危ぶまれるほどだが、そんな問題の解決にも、ニッポンの貢献があった。
両手を広げたキリスト像が見守る、リオの街の空撮
日本から300人以上派遣される日本選手団にとって、最大のハードルは飛行機乗継で約28時間という「遠さ」だ。実は、選手たちの多くが「エコノミークラス」での移動。ビジネスクラスで移動できるのは一部の選手に限られる。前回のロンドン五輪でメダルを獲得し、今大会も有望視される「アーチェリー」選手団も、残念ながらエコノミー移動、体調管理に悩んでいた。
そのサポートに乗り出したのが寝具メーカーの『エアウィーヴ』。少しでも長距離移動を快適にと、エコノミー席用のクッションシートの開発に乗り出したのだ。番組では製品開発の裏側に密着。地球の裏側への移動を支える新商品の実力は!?
アーチェリー選手団に意見を聞くエアウィーヴ
経済成長率が2年連続でマイナスに沈む見込みのブラジル。そんなどん底状態で、唯一と言ってもいい光明が「チキン業界」だ。ブラジルは世界第2位の鶏肉生産大国、その生産量は年間1300万トンにも上り、輸出量は右肩上がりで伸びている。そんなブラジルの鶏肉業界に、「不況の今こそ」と、最先端の食品ロボットを売り込み始めたのは日本の前川製作所だ。この夏ブラジルで販売を開始した胸肉脱骨ロボット「イールダス」は、1時間に3000羽の鶏を処理できるすご腕の加工ロボット。カメラで一体一体を撮影することで、鶏それぞれから無駄なくカットし、瞬時に胸肉、ささみ、手羽、ガラに解体できる。不況の今だから勝負に出た、前川製作所の思惑とは!?
全自動脱骨ロボット「トリダス」
ブラジルが抱える治安問題、その改善にニッポンの貢献があった。JICA(国際協力機構)の支援を受け、日本の警察庁協力のもと、ブラジルに日本式の“交番”が導入されているのだ。交番の中には『整理整頓』や『躾』の文字。少年の非行防止に警察官による柔道教室が開かれ、日本人の元警察官により、パトロール指導が行われる。凶悪犯罪が横行するブラジルでは、元々警察は武装して対峙する『怖い存在』だった。しかし、日本式の地域密着型は、市民に好評。実際、導入されたサンパウロ州では犯罪の件数は劇的に減っているという。
サンパウロ州の日本式の交番
一橋大学社会学部、経済学部卒業。ハーバード大学歴史学博士号取得(PhD.)。
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。現在、プレトリア大学日本研究センター所長、六本木アカデミーヒルズ日本元気塾塾長、季刊誌『一橋ビジネスレビュー』編集委員長も務める。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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