総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2017年2月6日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
日本人が大好きなバナナが壊滅の危機?日本国内のバナナの9割を占めるフィリピンで何が起きているのか?そんな中、岡山県で美味しい国産バナナを作る計画が進んでいた。また、世界的なチョコレート需要の増加から、2020年にカカオ不足になると言われている。インドネシアやメキシコでカカオ争奪戦が起こっていた。
フィリピン・ミンダナオ島。日本のバナナの9割はここから輸入しているという。そんなミンダナオ島でバナナ農家を取材すると、深刻な被害を受けていた。バナナの木が枯れたり、黒ずんだりする新型の伝染病が流行していたのだ。しかも、この病気は雨や人の靴を介してどんどん広がるという。ニッポンのバナナは大丈夫なのか?
病気で枯れたバナナ
赤道付近の熱帯・亜熱帯地域でしか育たないバナナ。ところが岡山県で、露地でも栽培できる寒さに強い“奇跡のバナナ”を開発していた。しかも、その生育方法は常識では考えられない“氷河期の再現”だという。どういうことなのか?
奇跡のバナナを栽培する田中さん
バナナだけではない。ある食品が「2020年に危機を迎える」と言われている。それはチョコレート。中国・インドなどの新興国の需要が伸び、カカオ豆の需要が供給に追いついていないのだ。さらにカカオ豆の値段が高騰、生産国のインドネシアやメキシコでは、カカオ農家の囲い込み合戦が起こっていた。日本のチョコ関連企業はどう立ち向かうのか?
インドネシアのカカオバイヤー
1960年生まれ。1985年早稲田大学政治経済学部卒、日本経済新聞入社。
1997年欧州総局(ロンドン)駐在特派員、2000年東京本社編集局証券部次長、
2005年日経金融新聞副編集長を経て、2013年より編集委員兼マネー&インベスター(M&I)面編集長。<主な著書>『欧州単一通貨ユーロ』『銀行再編淘汰の時代』(いずれも日本経済新聞社刊、共著)など。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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