総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2018年11月21日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
国を引っ張っていくリーダーは、どんな人がいいのか?
うまくいっている国もあれば、そうでない国もある。
国民が望むのは、経済?社会保障?それとも・・・。
今年は、日本では「自民党総裁選」、アメリカでは「中間選挙」があり、長期政権で"欧州の顔"ともいえるドイツのメルケル首相が引退することが決まるなど、「世界のリーダーの分岐点」でもあった。番組では、「世界一」の称号を持つ3人のリーダーを徹底取材、どんなリーダーが国のトップとして良いのかを考えていく。
国のトップとして初めて産休をとったニュージーランドのアーダーン首相
コスタリカの最年少大統領 アルバラード氏
ベルギー・メヘレン市のソーメルス市長
世界にはどんなリーダーがいるのか?
イギリスのシンクタンクの調査で、3回連続1位になった国、コスタリカを取材。
公立の学校や医療費が無料など、幸せといわれる所以がたくさんある国だが、そんな国のリーダー(大統領)に、今年、38歳の元新聞記者の男性が就任した。
幸せの国だけに、安定したベテランが国のトップなのかと思ったら、そうではなかった。
38歳の最年少大統領を直撃すると、驚きの真実が次々と明らかになる。
コスタリカの最年少大統領 アルバラード氏
女性が活躍するのは、今や当たり前のことだが、ニュージーランドの首相は、その一つ先を行く人物。今年、国のトップとして世界で初めて“産休”をとったのだ。
アーダーンさんが首相を務めるニュージーランドは、女性の国会議員が、4割を占めるいわば女性が活躍する最先端の国。ニュージーランドに行ってみると、国会の議場で、授乳がオーケーなど、様々な制度が整っており、日本とは全然違う場所だった。
夫と子供とともに会見するアーダーン首相
イギリスのある調査で“世界一の市長”に選ばれた、ベルギー・メヘレン市のソーメルス市長。メヘレン市は、人口8万人の小さな市だが、130カ国から来た人々が住む“国際都市”でもある。“色んな人がいる”ということは、可能性も広がるが、非常に難しい複雑な状況だともいえる。そんなメヘレン市の市長を、10数年にわたり務めてきたソーメルス氏は、メヘレンを美しく平和な街に作り替えた。
具体的に何をやったのか?外国人が増える日本にも、ヒントになりそうなことが沢山。
ベルギー・メヘレン市のソーメルス市長
今週のテーマはずばり、リーダー論。最年少大統領コスタリカのアルバラードさん、国のトップとして初めて産休をとったニュージーランドのアーダーン首相、世界一の市長に選ばれたベルギー・メヘレン市のソーメルス市長。この3人を取り上げてあるべきリーダーについて考えました。
楽しかったのはスタジオのゲストの一人、映画監督の福田雄一さん。「自分はスタッフを引っ張る自信はありません。だから周りが心配していろいろ考えてくれるのです」と自らを語りました。次々とヒット作を生み結果を出しているのですから、こんなリーダーもありですね。
私が今年取材した内外のリーダーの中で特に印象に残っているのは、マレーシアの首相に93歳で返り咲いたマハティールさんです。ジパングでインタビューすることができました。融和的だった中国との関係を見直すという政策を掲げたマハティールさん。中国との対決姿勢を示す言質を取ろうという私の意図は端からお見通し。「中国とケンカしても勝てないでしょ。話し合えばいいのです」と軽くいなされました。老練な政治家とは彼のことをいうのでしょう。
そのマハティールさん、あるべきリーダーについて自著(注)の中でこんな風に触れています。「弱者に優しい」、「不正をしない」、「うそをつかない」。人の上に立つ者はまず人としてしっかりしなければならない、というごくシンプルな内容ですが、マハティールさんが言うとさすがに重みが違いますね。
(注) 「立ち上がれ日本人」 マハティール・モハマド 加藤暁子訳 新潮社
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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