総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2019年2月27日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
関税引き上げと、その報復措置。ギリギリの攻防を続ける米中貿易戦争はこの先、どうなるのか。すでに日本にも大きな影響を及ぼし始めている。そして世界最大の通信機器メーカー、ファーウェイに、アメリカがかけている疑惑とは・・・。番組では真相を探るため、中国のファーウェイ本社に、金融都市の香港。さらに"疑惑の国"イランを緊急取材。一方、米中が欲しがる最先端技術を持つ知られざる企業の独占取材に成功。米中貿易戦争の衝撃の未来を予測する。
世界一の通信機器メーカー「ファーウェイ」。30年前に電話交換機を販売する代理店としてスタートし、今ではスマホのシェアでアップルと肩を並べ、売上高10兆円の巨大企業だ。今回、中国・深圳の本社にカメラが入った。創業者の任正非CEOが取材に応じ、アメリカとの貿易戦争や副会長である実の娘の逮捕、さらに噂される「中国政府との関係」について語った。
取材班は疑惑の舞台、香港へ。ファーウェイ副会長が、過去トップにいた「スカイコム」社という“謎の会社”を追跡した。登録住所に向かうと2017年に閉鎖されていた。そして取材班は、スカイコムが香港とイランで社員を雇い、業務を行っていたという情報を入手。イランの首都・テヘランへ向かう。街中で目に入るのは経済制裁下にも関わらず、アップル、サムスンなど最新のスマホの数々。そしてファーウェイの製品も。さらに取材を進めると、テヘランに香港スカイコムの事務所があり、そこを通じてイランの大手通信会社と取引していた事実が浮かび上がる。そしてついに、ファーウェイの元従業員という人物との接触に成功した。
オランダ南部の街・アイントホーフェンに今、世界が注目する企業がある。自動車やスマホで使用される半導体を扱い、車向けの半導体ではトップシェアを誇る「NXPセミコンダクターズ」だ。その研究施設に取材班のカメラが入ると、その高度な半導体技術に驚かされる。中でも自動運転車用の高性能半導体は世界中のメーカーで採用されている。そんなNXPを買収しようと名乗りを上げたのが、アメリカのスマホ用半導体メーカー「クアルコム」だ。一度は5兆円規模で買収することで合意したが、異を唱えたのが中国だった。世界中の企業を巻き込んで駆け引きが繰り広げられる米中貿易戦争。複雑に絡み合う両国の狙いを紐解く!
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。