2017.11.08
水谷隼インタビュー 世界ランクダウンも「ランクより大きな大会で優勝することが大事」
水谷隼 Photo:Itaru Chiba
水谷隼(木下グループ)が7日、ワールドツアー・ドイツオープン<11/7~12開催:マクデブルグ>に出場するため羽田空港から出発した。
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【水谷隼 出発前インタビュー】
Q.今月発表(11月1日付け)の世界ランクで6位。丹羽孝希選手(5位)に1つ上をいかれました―
A.今年そんなに試合に出ていないですし、抜かれるのは当然だと思います。来年しっかり結果を残してランクもですし、大会の上位に食い込めるような成績をコンスタントに上げていきたいなというふうに思いますね。
Q.抜かれたからどうこうという意識はない―
A.それはないですね。世界ランクを意識するならもっと大会に出ますし。来年はそういう意味では、(ランク)方式も変わって多少今年よりはランクを意識して大会には出場することになるかなという予定ではいます。
Q.トップ15に日本選手が増えてきたことはいい傾向か―
A.もちろん日本の選手の世界ランクが高くなってきていますけど、同時に海外の選手のレベルが下がってきていると感じている。特別日本の選手がここ数年強くなってきたというよりは海外の選手が下がって、日本の選手がたくさん試合に出ているのでランクが高いのは当然ですし、どこかの大きなトーナメントでもっとたくさんの日本選手が優勝しなければいけないと思いますし、まだそういう選手が出てきていないのでプラチナ(大会)とかで誰かが優勝できたらいいなと思いますし、もちろんそれが自分でありたいなと思っています。
Q.たくさん出るのではなく、ビッグトーナメントで勝つ―
A.世界ランクというより大きな大会で優勝することの方が大事だと思いますし、日本人は他の国の選手よりそういうチャンスが与えられている中で、まだそんなに結果を出せていないので、僕もそうですし、最近優勝できていないのでどの大会でも優勝できるように頑張りたいですね。
Q.まだ先だが全日本選手権への思いは―
A.僕が東京五輪を目指すと言った以上、その過程も大事だと思っていますし、次は10回の優勝、5連覇もかかっていますから自分の中でも優勝したいという気持ちはすごく強い。また最近日本のレベルも上がってきていますから、その中で自分の力を証明する一番いい大会なので、その大会で自分の力を証明したいですね。
Q.張本智和選手との対戦は注目されると思うが―
A.もちろん張本も上位に加わってくると思うので、しっかり準備して、自分の最高のパフォーマンスが彼と試合した時にできるように自分もいい準備をして万全の状態で臨みたいです。
Q.中国選手との対戦は多くないが、ドイツのボルやオフチャロフなど海外トップ選手とのこの1年の力関係は―
A.中国選手以外の海外のトップ選手とは本当にたくさん試合をして、僕は距離というかすごく強いな、かなわないなとはそんなに感じないですね。オフチャロフとかボルか。昔の方がどちらかといえばやっている中で厳しいかなと結構感じてたんですけど、最近はやっている中で逆に相手が苦しんでいるなとすごく感じるので、自分がいい状態でプレーができれば相手はそれだけ脅威だと感じているという気がするので、いい状態で常に迎えられるようにこれから準備していくのがこれから大事だと思いますね。
逆に自分の状態が悪い時とか自分の気持ちが乗っていかない時とか格下の選手が強気で向かってくるので、そういう時の取りこぼしも結構あったので、すごく反省して、これからどんな相手でも自分の力、気持ち的に乗っていけるようにしたいですね。
Q.W杯がそんな感じだった?―
A.W杯でもT2(リーグ)でもそうですし、その前のオーストラリア(オープン)とか、なかなか最初から気持ちが乗っていかないというか、追い詰められてやっとこう自分が焦ってきて集中力が付いてきてその時には結構手遅れってことがあるので。
Q.世界卓球も?―
A.世界卓球はそんなことないと思うんですけどね。大きな大会なのでしっかり準備をして、ただ自分の持っているパフォーマンスは発揮できなかったのでその悔しさはありますね。
Q.気持ちのもって行き方で意識することは―
A.本当その時になってみないとわからないですね。いい準備して、W杯なんかいい準備をしてよしと思ったんですけど、実際試合になってみたら中々気持ちが盛り上がらなかったりとか体が重かったりとか、いざ試合になってみると練習の成果が出ないこととかあったりして、その時になってみないとわからないですけど、ただ万全な状態で万全の準備はしていきたいです。
Q.超級リーグに参加できなくなったことについて―
A.超級(リーグ)も具体的にチームは決めてなかったですけど、チャンスがあればいつかまた行きたいと思っているので、また来年、再来年もしチャンスがあればチャレンジしたいですね。
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