総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2013年7月29日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
今、人気なのが「秘境ツアー」。中でもアフリカ・ルワンダのゴリラツアーが沸騰している。ルワンダと言えば、民族対立で100万人が虐殺された悲劇の国。しかしあれから20年、奇跡の復興を遂げていた。なぜ、そんな奇跡が起こったのか?
またルワンダには、最高のコーヒーを求めて世界中を渡り歩く世界屈指の「コーヒーハンター」と呼ばれる日本人・川島良彰さんの姿があった。
パソコンを嬉しそうに持つ子どもたち
いま、秘境ツアーが沸騰していると言う。中でも人気なのが、アフリカ・ルワンダのゴリラツアー。野生のマウンテンゴリラは世界でも約880頭しかいないが、ルワンダにはそのうち約480頭が生息し、ほぼ100%の確率で出会えると、観光の目玉になっている。ゴリラ関連の観光収入はなんと年間282億円、GDPの7~8%を占めているのだ。
世界でも珍しい野生のマウンテンゴリラ
ルワンダと言えば、思い出されるのは1994年に起こった虐殺だ。二つの民族が対立し、約100万人が犠牲になったと言われている。その様子はアカデミー賞にもノミネートされた映画「ホテル・ルワンダ」にも描かれている。そんな悲劇の国が今、めざましい発展を遂げているという。首都キガリには、近代的な高層ビルがそびえ立ち、あちこちで建設ラッシュ。24時間スーパーではルワンダ人が当たり前のように日用品やテレビなどの買い物をしていた。今やルワンダの経済成長率は8、6%だ。あの悲劇からわずか20年たらず、どうしてここまで変わることができたのか?そのカギを握るのが、カガメ大統領だ。そこにはITに対する驚くべき取り組みがあった。
ルワンダを復興に導いたカガメ大統領
最高のコーヒーを求めて、世界中を渡り歩く日本人コーヒーハンターがいる。川島良彰さんだ。世界屈指のコーヒーハンターとして、世に知られていないコーヒーを探し続けている。いま、川島さんが目をつけているのがルワンダだ。実はルワンダは、自然条件がコーヒーの栽培に適しており、高品質のコーヒー豆ができるのだ。しかし、国土が狭く生産量が限られている。さらに、意外なことにルワンダの人たちは、普段あまりコーヒーを飲まないと言う。そこで、コーヒーハンターの川島さん、ルワンダのコーヒー農家の人たちに育成のノウハウを伝授し始めた。
コーヒーハンターの川島良彰さん
1957年、千葉県生まれ。帯広畜産大学畜産学部卒業。
1982年青年海外協力隊員として、フィリピンに3年間赴任。ザンビア・人造りプロジェクト調整員などを経て、1990年、国際協力事業団(現・独立行政法人国際協力機構)入団。2003年より4年間ザンビア事務所長を務め、総務部審議役、理事長室長を経て2012年より現職。
1994年の大虐殺で人口の約1割が犠牲となり、経済的にも大打撃を受けた悲劇の国・ルワンダ。国土は小さく資源も少ない国だが、カガメ大統領の指揮のもと、わずか20年足らずでめざましい発展を遂げている。更に「ビジョン2020」を掲げ、2020年までにルワンダを中所得国に押し上げようとしている。そのために、ゴリラツアーを中心とした観光やコーヒー豆などの農業、IT教育・外資の誘致にも力を入れている。これが実を結べば、ルワンダもシンガポールのような経済大国になる可能性も大きいと乾は言う。一見距離も遠く、日本とのつながりが薄いルワンダだが、国民のまじめで従順な気質は「アフリカの日本人」と呼ばれるほどよく似ており、日本人も比較的ビジネスを始めやすい。ルワンダでビジネスを成功させることが、2050年には全人口の4分の1が暮らすと言われるアフリカの巨大市場への第一歩ともなりえるのだ。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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