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2014年10月6日

01.沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、
さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

放送を見逃した方はこちらから!

池上彰SP「謎の"新"資源大国」~第1弾 謎の国・トルクメニスタン~

国旗を振る女性

池上彰が注目し続けてきた国が、実は、トルクメニスタン。長い間、北朝鮮のような鎖国状態にあったが、今回特別に許可が下り、番組MCのSHELLYが、謎の国に向かった。その首都・アシガバートに着くと、そこには白く磨き上げられた不思議な街並みが広がっていた。ギネス認定という世界一大きい"星形"建造物や、世界一大きい"屋内"観覧車などの奇妙な建物が立ち並び、しかもそれがすべて総大理石。さらに異彩を放っていたのが、前大統領の金色の巨大像。報道の自由度世界ワースト3位にして、"中央アジアの北朝鮮"と呼ばれる、その実態とは?池上彰の徹底解説&SHELLYの迫真取材で送る。

謎の国 トルクメニスタンに潜入!

ニヤゾフ前大統領の像

トルクメニスタンはこれまで“鎖国状態”が続き、ほとんど外国のメディアが入国を許されなかった国だ。今回数か月に及ぶ交渉の末、特別に取材許可が下りた。その首都アシガバートにSHELLYが向かった。そこは白い建物ばかりが立ち並ぶ“白亜の街”。さらに奇抜な形の建物も多い。「世界一大きい“屋内”観覧車」や「世界一大きい“星形”建造物」など、世界一のものが多い。
国民に話を聞くとみな大統領への感謝を語る。ここは北朝鮮のような独裁国家なのだろうか。

SHELLYが直撃取材!報道の自由度・ワースト3位の実態とは

トルクメニスタンを取材するSHELLY

トルクメニスタンの書店へ行くと、目立つのは大統領関連の本ばかり。大統領の写真集や大統領の料理本もある。そんな取材中もトルクメニスタン政府の役人が目を光らせていた。不適切な取材をしていないか、取材に同行して監視しているのだ。
そんなトルクメニスタンのテレビを見てみると、こちらも大統領の映像ばかり。
SHELLYが国営テレビ局を直撃取材。報道の自由度ワースト3位とされる国の実態とは?

驚き!トルクメニスタンの暮らし

あるお宅を訪ねると、子供がたくさんの11人家族。通称“エリートハウス”。400平米の豪邸に住んでいた。なんとこれ、家も家具も大統領からのプレゼントだという。子供が8人以上いる家庭にはこの“エリートハウス”が無償提供される。それだけではない。トルクメニスタンでは電気・ガス・水道がすべて無料。さらに医療費も無料。学費も大学まで無料。国民の暮らしは悪くなさそうだ。

新・資源大国として台頭!富の源泉は天然ガス

トルクメニスタン東部のガルキニシュガス田。2006年に発見されたばかりのガス田で、その埋蔵量は世界で2番目の規模だ。ここに巨大ガス精製プラントが出来上がっていた。
特別に施設内を取材することができた。運営しているのは国営のガス公社。働いているのはトルクメニスタン人だけなのだが、施設内には中国語の張り紙があった。この施設の設計や建設を行ったのは中国の国営企業。そしてここでできたガスが輸出されるのもパイプラインでつながっている中国なのだ。

日本ブームの兆し

トルクメニスタンのバザーへ向かったSHELLY。家電売り場で見つけたのは日本製品を謳ったニセ日本製品。やはり「日本製=性能がいい」というイメージがあるという。そんなトルクメニスタンで最も人気のある自動車メーカーはトヨタ。「結婚式から草原まで」というキャッチコピーが受け、新車が次々と売れていた。さらに天然ガス関連のプラントを手掛ける双日と川崎重工が現地で巨大プロジェクトをすすめているなど、トルクメニスタンで日本ブームの兆しが見えていた。

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未来予測

スタンが変わる!

スタンが付く国はこれまで、とかく治安が悪いといったマイナスのイメージを持たれてきたが、そこに内からイメージを変えようという動きが出てきている。これまで鎖国状態だったトルクメニスタンも、日本の報道番組取材に応じ始めるなど徐々に開放政策に舵を切り始めた。国名からスタンを外す国もある。それだけではなく、外国からの見る目も変わってきている。天然ガスのほかにも石油や金などの資源が豊富な地域だからだ。スタンの国々の情勢が安定すれば世界にとって非常に貴重な地域になる。あとは、言論の自由がどこまで広がるか。国がさらに発展するためには、自由な発想が欠かせない。そこに気づいて欲しい。

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