一覧に戻る

バックナンバー

2015年2月16日

01.沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、
さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

放送を見逃した方はこちらから!

危機に瀕するフランス料理!? 救世主はニッポン!

フランスのビストロで仕事をする日本の料理人フランス料理

芸術の都で、食の都、今や世界一観光客が訪れる国でもあるフランス。
そんなフランスで、いま危惧されているのが、「フランス料理がまずくなっている」ということ。
街で話を聞いてみても・・・
「昔はどこの店に入っても美味しかったが、今は選ばなければいけない」との声。
フランス政府も危機感をもっていて、ある対策に乗り出した。
そして、"まずくなったフランス料理"を救う一つの手段として今、日本人シェフが存在感を示している。レストランの厨房を覗くと、実に多くの店で日本人のシェフが働いているのだ。
また、フランス料理のスープのもととなり、味の決め手となる"ブイヨン"。
ここでもニッポンが、無くてはならないものとなっていた。

何故? “まずくなった”フランス料理

「ホームメードマーク」の説明をするシェフ

フランス政府が、今年から国内にあるレストランに、あるマークを導入した。
それは、「ホームメードマーク」と呼ばれるもので、レトルトなど使わずに、自分の店で手作りしているか、そうでないかをメニューや店の看板に掲げるよう指示したのだ。
その理由は、フランスのレストランで出される料理が「まずくなった」と言わるようになったからだ。
政府が立ち上がるという異常な事態。フランス人のプライドなのか、世界一の観光大国の座を守るためなのか。
「まずくなった」要因の一つが、人手不足。「客をさばききれないから、レトルトで」ということになっているのだった。

有名フランス料理店に日本人シェフの姿が!

黒トリュフの匂いをかぐ日本人シェフ

「まずくなったフランス料理」で、救世主になっているのが日本人のシェフだ。
高級店から小さなビストロまで、フランスの料理店の厨房を覗くと、実に多くの店で日本人が働いている。実はこれ、人手不足に悩むフランス料理店と、フランスで修業し、箔をつけたいと考える日本人の利害がうまくあった結果だった。
そんな風潮にいち早く気づき、日本人シェフをフランスに送り込む日本の会社もできていた。

フランス料理の味の命を日本企業が作る!

味の追求をするアリアケの社員

フランス料理の味の決め手となるブイヨン。スープのもととなるブイヨンは、その店の顔と言ってもいいものだ。しかし、それを作るのは5時間、6時間など多くの時間を要する。
そこで、登場したのが日本の食品会社。店の味をデータ化し、全く同じ味を再現していくのだ。
フランス料理の有名店が、日本の食品企業を頼り、行列をなしている。

放送を見逃した方はこちらから!

未来予測

世界で日本人がブランドになる

これまでは電化製品や自動車など、日本製の「商品」がブランドとして世界に認知されてきたが、これからは「モノ」ではなく、日本人という「人」がブランドになっていく。また以前は、特殊な能力を持った日本人しか世界で認められなかったが、これからは決して有名でなくても、能力さえあれば、評価される時代だ。今後、様々な分野で「日本人ブランド」が形成され、海外で活躍すると山口は予測する。

▲Page Top

  • 日経電子版「私が見た未来世紀ジパング」
  • 未来世紀ジパング 公式Twitter(外部サイト)
  • 日経スペシャル ガイアの夜明け
  • 日経スペシャル カンブリア宮殿