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2015年8月17日放送

池上彰SP!知られざる注目国・第3弾 「奇跡の復活 エチオピア」

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

池上彰SP!知られざる注目国・第3弾 「奇跡の復活 エチオピア」

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池上彰が注目する驚きの成長国が、東アフリカのエチオピア。人口は9000万人、アフリア大陸ではナイジェリアに次ぐ。エチオピアについて日本人が抱くイメージは...今から30年前の大飢饉。100万人が餓死し、200万人もの難民を生み出した世界最悪の悲劇。しかしエチオピアは去年ケニアを抜いて、アフリカ最大となる70万人もの難民を受け入れる国へと大変貌したのだ。さらに経済成長率も世界1位を記録。街には大型のショッピングモールが完成し、輸入品も溢れ、中産階級の購買意欲も加速している。"コーヒー発祥の地"でもあるエチオピアで、日本企業が狙うのは太古から伝わる「幻の森林コーヒー」。野生のマントヒヒが守る原生林の奥深くに、プレミアムコーヒーが眠っているという。一方、急成長するエチオピアで、東アフリカ初となる高速道路や高速鉄道など大規模インフラ建設の攻勢をかけるのが中国。日本VS中国は新たな戦いに突入。日本が目指すべき未来を、池上彰が解き明かす。

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放送内容詳細

“神秘の国”に眠る数々のストーリーと夢 難民大国が大変貌!

今年4月、成田からエチオピアの首都アディスアベバを結ぶ国際便が就航した。アフリカ最大の航空会社エチオピア航空だ。「神秘の国」と呼ばれるエチオピアは、世界最長の大河ナイル川の源流に“失われたアーク”モーゼの十戒が刻まれたという石版伝説が残るなど、世界文化遺産が9カ所もあり、観光地としても近年、注目されている。
首都としては、世界3番目の高地、標高2400メートルにあるアディスアベバ。街中では早朝から、多くの市民ランナーが本気で走っている。東京オリンピックのマラソンで金メダルを獲得したアベベ選手を輩出するなど、陸上の長距離王国だ。マラソンで財を築いたエチオピアン最強夫婦を取材。オリンピックなどメダルの数は2人合わせて16個という驚きの生活ぶりとは・・・。
さらにアディスアベバのショッピングモールでは、海外ブランドの商品がズラリと並び、高額商品も飛ぶように売れている。その飽食ぶりからは30年前の大飢饉の面影は無い。一方、隣国の南スーダンとの国境地帯へと向かうと、大量の難民たちが押し寄せていた。食料の支援物資に群がる難民たち。しかし難民のキャンプも大変貌、かつての難民大国に一体何が起きたのか?

ブルーナイルの滝 ブルーナイルの滝

メダル16個!エチオピアの最強夫婦 メダル16個!エチオピアの最強夫婦

チャイナプラスワン=世界の工場の果て・・・日本が狙うは「極上品」

チャイナプラスワンとして、東南アジアの国々が注目されてきたが、その波は今やアフリカ大陸へ。中でもエチオピアは世界シェア1位を誇る、カジュアル衣料品メーカーのH&MやEUの企業が進出し、大量生産を開始している。最大の魅力はアジアの最貧国、バングラデシュよりも低い賃金と優秀な労働力。日本企業も進出し、革製の衣料品メーカーは「極上」と言うエチオピア産の羊を使い、エチオピアの職人たちによる一貫生産体制。さらにエチオピアにしかない「極上品」のコーヒーを求め、専門家が原生林の奥地へ・・・。そこに待っていたのは野生のマントヒヒ。太古の昔から変わらない「幻の森林コーヒー」とは・・・。

野生のマントヒヒが取材班に・・・ 野生のマントヒヒが取材班に・・・

中国の世界戦略がここに・・・巨大インフラ投資の隠された戦略とは!?

アフリカの首都と呼ばれるエチオピア。その理由がアフリカ大陸54の国と地域が加盟するアフリカ連合本部だ。実は中国政府が本部ビル約150億円を、全額無償投資して建設したのだ。エチオピアでは今、中国企業による巨大なインフラ建設が加速。全ての現場で目にしたのは投資先の中国の、アフリカ戦略の核となる金融機関「中国輸出入銀行」。中国政府が100%出資している。実はニュースでも話題となっている中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)の先行モデルと言われ、エチオピアで広く展開。これまで批判を浴びてきた「現地に金も雇用も生まない」“中国式”が変貌していた。その先にある中国の新たな世界戦略とは。日本はどう挑むのか・・・

“中国式”に異変?作業員を直撃! “中国式”に異変?作業員を直撃!

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池上彰(ジャーナリスト)

未来世紀ジパング27回目の登場。1950年長野県生まれ。1973年にNHK入局。
報道局社会部記者などを経て94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役を務める。2005年からフリージャーナリストとして世界各地を取材。2012年4月から東京工業大学リベラルアーツセンター教授。

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