カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

10001054

テレビ東京系にて放送中

2008331日放送

「世界のハングリーと闘え!~即席麺の王者に学ぶロングセラーの作り方」

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日清食品 社長
安藤 宏基(あんどう・こうき)

50年前の1958(昭和33)年、日清食品創業者・安藤百福氏が自宅に作った3坪の研究小屋から世界初の即席麺「チキンラーメン」が生まれた。その13年後には世界初のカップ麺「カップヌードル」が発売され、以来「カップヌードル」は、国内販売ナンバーワンの座を37年間守り続けている。これまでに全世界で250億食以上が食べられた世界的な大ヒット&超ロングセラー商品だ。

その後も日清食品は、「どん兵衛」、「焼きそばUFO」など次々とヒットを飛ばす。しかし、王者は現状に満足しない。日清食品の合言葉は何と「打倒!カップヌードル」だ。新たな大ブランドを作り出すため、ブランドマネージャー制度を設け、社内で競争させている。創業者・百福氏の境地に近づこうというメッセージをこめて、安藤宏基社長が創設した制度。ブランドマネージャー同士はライバル、情報交換もないという。
その結果、電子レンジ対応の即席麺など新しい発想の商品が生まれている。

一方、即席麺業界は厳しい状況に直面している。小麦粉、パーム油、原油など即席麺の原材料が高騰しているためだ。日清食品も今年1月から商品を7~11%値上げ
した。カップヌードルも17年ぶりに価格を改訂、厳しい戦いは今後も続く。
そうした中、新たな商品開発にむけ、日清食品は動き出す。それは、なんと、これまでの定番だったカップヌードルのリニューアル。"変ろう"をテーマに、商品開発チームによる発売以来37年ぶりの取り組みが始まった。新カップヌードルの全貌とは?

さらに、創業50周年に日清食品が仕掛けるのが、これからの50年で100の社会貢献活動を展開する「百福士」だ。その第1弾が、アフリカの食糧に恵まれない人々の自立支援のために、現地の生活に即席麺を根付かせようという壮大なプロジェクトが始まった。

脅かされる食の安全、原材料価格の高騰と、逆風続く食品業界。即席麺誕生から50年・・・即席めんのトップメーカー日清食品はどこへ向かおうとしているのか?今後のビジョンを安藤宏基社長に聞く。

社長の金言

うますぎると食べ飽きる

社内競争がないと会社はダメになる

失敗の責任は明確にする

商品開発に常識人はいらない

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座右の銘

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JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

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