放送内容詳細
“間仕切り”から〝間づくり〟へ!進化するパーティション
「働く場所」から「コミュニケーションの場所」へ。コロナ禍を経て、オフィスの価値が大きく変わっている。リモートワークの浸透で一時はオフィス不要論も広がったが、人が集まる空間としての価値が見直されているのだ。そんな時代のニーズに合わせて、コマニーは新たな製品を生み出している。これまでの「仕切る」発想から、「仕切らない」発想へ転換。コミュニケーションが加速するという“間づくり”の現場を追う。
社員が続々退職…コマニーを変えた経営危機
1961年にキャビネットを製造する会社として創業したコマニー。しかし、キャビネットは引き出しの中が空洞のため、運搬に無駄が多い。そこで大量に平積みできるパーティションの開発に舵を切ると、高度成長期のオフィス建築ラッシュの波に乗って成長を遂げた。しかし、他社に社員を大量に引き抜かれるという経営危機に直面。苦悩した創業者がたどりついたのが、社員の幸福を追求する経営理念だった。塚本兄弟はその理念をさらに磨き上げた。ライバルと一線を画す、コマニー流の経営哲学に迫る。
ゲストプロフィール
塚本 健太
- 1978年石川県小松市生まれ 東海大学経営工学部中退
- 2006年京セラコミュニケーションシステム入社
- 2009年コマニー入社
- 2019年創業家3代目として社長就任
塚本 直之
- 1981年石川県小松市生まれ 成蹊大学経済学部経営学科卒業
- 2004年スタンレー電気入社
- 2007年コマニー入社
- 2024年専務就任
企業プロフィール
- 会社名:コマニー株式会社
- 創業:1961年8月18日
- 本社:石川県小松市
- 従業員数:1260名(連結・2025年12月)
- 売上高:377億3900万円(2025年12月)
問い続けることは難しい。気がつくと思考は停止し、体はルーティンをこなしている。人は慣れる生き物だし、怠ける生き物だ。絶望した時、立ち止まりたい時、その習性に救われる人もいるだろう。
しかし、理想を追求し続ける塚本兄弟は停滞、思考停止、ルーティンを許さない。間について考え続け、問いを立て続ける二人の話を聞いているうち、「問」という字は「間」という字と似ていることに気がついた。問い続けている内、一枚の板、一本の柱、ひとひらのアイディアが、誰かの元に舞い降りる、そしてそこに間ができる、というイメージが降って沸いた。
もしかしたら、停滞した人、絶望した人が再び立ち上がるきっかけも、一つの線、一つの辺に手をつくことなのかもしれない。
問いを間にする思考者たち
金原ひとみ


















