カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

1161155

テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

201031日放送

どんな環境変化でも絶対に潰さない!
~おもちゃ屋3代目 執念の経営~

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タカラトミー 代表取締役社長
富山 幹太郎(とみやま・かんたろう)

トミカ、プラレール、黒ひげ危機一発、リカちゃん、チョロQ、人生ゲーム。
日本人なら誰もが一度は遊んだであろう最強のラインナップを誇る玩具メーカー、タカラトミー。この不況下でも、売上高、営業利益、経常利益、純利益、すべてに上方修正をかけた。そのトップに立つのは、会社を潰す代名詞だった3代目、富山幹太郎。プラザ合意後の円高不況、ゲーム産業の隆盛、少子化、消費不況。次々襲いかかる苦難を乗り越え、ニッポンのおもちゃづくりをいかに守り抜いてきたのか。温厚な表情からは計り知れない"執念の経営"を語る。

社長の金言

“守る”ために捨てた

理想の商品は顧客が決める

RYU'S EYE

RYU’S EYE

座右の銘

座右の銘

放送内容詳細

<1000に3つを掘り起こせ!>

「おもちゃ業界のヒットは1000に3つしか生まれない」?富山の口癖だ。
何がヒットするか誰にもわからない世界で、一体どう安定した経営を行えるのか。富山は1000の中から3つのヒットが生まれた後にこそ注目する。テレビゲームに負けない情報量をおもちゃに盛り込み、定番商品さえ日々改善の手を緩めない。そんな中、今年1年を占う商談会が開かれた。約1200点の新製品からロングセラーは生まれるのか!?

<目に見えるものは変わる。目に見えないものを見よ>

1986年、プラザ合意後の円高不況の中、経営危機にあったトミー。32歳の若さで社長に就任した富山の仕事は、4つあった国内工場の内3つを潰し、1000人近くいた従業員の内、600人を解雇することから始まった。祖父の代からお世話になった先輩たちの遺産を潰す日々。このときから富山の終わりなき経営改革は続いている。「工場など目に見えるものは変わる。客の信頼や企業理念など目に見えないものを大切にしたい。」ニッポンのおもちゃづくりを守りたい。誰よりも思いを深める富山はベトナムに向かった。

<執念で商品は生まれ変わる>

旧タカラが販売した現代版ベーゴマ「ベイブレード」は、世界で1億6000万個を売り上げる社会現象に。しかし、ブームの終息とともに、今の子ども達には見向きもされなくなった。タカラトミー合併後ベイブレードを復活させるべく集められた開発チームは、子どもたちの価値観の変化に気づく。そして、ゼロからの作り直しが始まった。更に、旧タカラ製品を代表する、あの「チョロQ」は今?富山流の経営術は、旧タカラ製品にどう影響を与えたのか!?

ゲストプロフィール

富山 幹太郎

  • 1954年東京生まれ。英国のハル大学卒業後82年入社。86年32歳で社長就任。経営危機にあったトミーで国内4工場中3工場を閉鎖する大規模なリストラを敢行。06年には、タカラと合併しタカラトミーの社長に就任。

村上龍の
編集
後記

富山さんには、町の玩具屋さんみたいな優しさと、どこか憂うつそうな表情が同居していた。好きこのんでリストラを行う経営者はいない。身を切られるような痛みがあるはずだ。顧客、つまり子どもたちのために、富山さんは会社を存続させた。痛みを伴う使命感と責任は、人を憂うつにする。だが真の優しさは、痛みと憂うつを知ることから生まれる。

村上龍

テレ東系リアルタイム配信

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