「何でも買い取る」を掲げ、リサイクルショップを85店舗、展開、赤丸急上昇中なのが、「エコリング」。
ブランド品だけでなく古着から、ガラクタまで文字通りなんでも買い取って、今までになかった売り先を見つけ、急成長してきた。 新世代のリサイクルで儲けを出す秘密とは?エコリング流、ガラクタを宝にする経営に迫る。
社長の金言
まず動き、必死に考えれば絶対にアイデアは出る
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
何でも買い取る!その知られざる売り先を徹底追跡!
スタッフが家まで出向いて鑑定してくれる出張買い取り。最近は生前整理でモノを処分したいというニーズが増えているという。現場では、意外な品に高値がついていた。 家庭に眠るお宝とは?一方、お店は買い取り専門、売り場がない。看板には「クタクタボロボロ大歓迎」。だから、貴金属やブランド品だけでなく、古着や使いかけの化粧品、クタクタのバッグまであらゆるものが持ち込まれる。これで、いったいどうやって稼ぐのか?中古品のその後を大追跡。やってきたのは兵庫県姫路市。クタクタボロボロを甦らせてインターネットで売る、秘密の現場があった。さらに、店に持ち込まれた使い古しのスニーカーを追って、タイ・バンコクへ。日本の中古品が大人気の理由とは?
波乱万丈! 元官僚からの転落・・・どん底からの逆転
「何でも買い取る」独自のビジネスモデルを作り上げた桑田。その原点は、異色の経歴にある。元々郵政省に勤める公務員だった桑田。転機は郵政民営化が騒がれ始めた2000年、ITバブルの全盛期に桑田は、得意だったコンピュータをいかしたビジネスで起業しようと32歳で退職。だが、待ち受けていたのは世間の荒波だった。ITビジネスはうまくいかず、世間知らずから闇金から借金するほどの生活苦に陥り、身の回りのものはすべて売り払った。だが、桑田はそこから見事に立ち直り、リサイクルショップを開業。年商100億円を越える企業へと育て上げた。「世の中には無駄なモノはない、人生において不要な時間もない」という桑田。その逆転人生の秘訣とは?
鑑定士“虎の穴”真贋を見極めろ!
エコリングには社内で認定する鑑定士が120人以上在籍。彼らの買い取りこそが会社の生命線。だが、膨大なブランド品の質と相場を見極め鑑定する技術は、経験と勘が求められる難しい仕事、職人的な世界だ。そこで、エコリングは1年半で鑑定士へと育成するためブランド品の査定や真贋の見分け方など、鑑定教育を徹底的にマニュアル化。独自の養成システムをつくりあげていた。ニセブランド品と戦う現場で教える真贋の見分け方とは?一方、桑田は得意のプログラムで、鑑定をサポートするIT技術も開発している。遠隔でベテラン鑑定士が新人をサポートするシステムや、10秒で“ニセモノ鑑定機”まで開発中だ。
ゲストプロフィール
桑田 一成
- 1968年姫路市生まれ
- 1987年日本大学獣医学部に入学
- 1993年郵政省に入省
- 2000年退省し、ITベンチャーを起業するも失敗
- 2001年エコリングを創業
企業プロフィール
- 本社所在地:兵庫県・姫路市
- 売上高:128億円(2016年3月期)
- 従業員数337人(社員261名 パート76名)
村上龍の
編集
後記
桑田さんは、不思議な人だった。とらえどころがない。農獣医学部出身、PCが普及するはるか前にプログラミングを習得、元旧郵政省公務員、そして、身の回りのものを、はじまったばかりのネットオークションで売って生活。「節約とかそんな生き方をするんだったら死んだほうがまし」と宣言して、やがてエコリングを立ち上げ、創業15年で年商100億円の会社に成長させた。一見、脈絡がないが、不自然ではない。人生に無駄な時間はなく、世の中には不必要な資源はないことを、身をもって、しかも軽やかに示している。


















