カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

1161155

テレビ東京系にて放送中

2021617日放送

学歴ナシの天才発明家
知られざる問題解決力の秘密

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ネジロウ 社長
道脇 裕(みちわき ひろし)

『どうしても解決することが出来なかった問題』...そんな企業や社会の困りごとを、独自の発明で解決し、注目を集める人物がいる。それが、ネジロウの社長を努める道脇裕(みちわき・ひろし)だ。そんな道脇の代表作は「緩まないネジ」。橋や飛行機、建物など・・・あらゆる場所で使われる「ネジ」は、これまで、どんな工夫をしても「緩んでしまう」のが常識。世の中に「緩まないネジ」は存在しなかったという。そもそも、この「緩み」の問題は、ネジが生まれて2000年以上、誰も解決できなかった人類にとっての超難題だったのだ。しかし、そんな難問に対して道脇は、「ネジ山の螺旋構造をやめる」という常識外れの発想で解決。世界初の「緩まないネジ」を生み出した。小学5年の時に学校を自主休学し、以来ほとんど義務教育を受けずに育った道脇裕とは・・・いったい、どんな人物なのか?常識を打ち破る発想を続々と生み出す、道脇の発想法の秘密に迫る!

社長の金言

理想と現実の差を埋めれば不可能はない

RYU'S EYE

RYU’S EYE

座右の銘

放送内容詳細

“発明力”で企業の困りごとを解決!

1日に10本以上レモンティーを飲むという道脇。なんと20年以上前から飲み続けている。他にもペンやズボン、靴も常に同じものを使い続けている。理由は・・・選ぶ作業のために発明の思考を邪魔されたくないからだという。そんな道脇の発明は「緩まないネジ」だけではない。高速道路の消音システム、放射線による被爆を防ぐための装置、さらには高齢者など握力の弱い人でも簡単にペットボトルの蓋を開けられる器具など、多岐にわたり、特許も500以上取得しているのだ。そんな道脇が小学1年生にして共感したのが、ナポレオンの「我が辞書に不可能はない」という言葉だ。自分の辞書から不可能が乗っているページを破り捨て、以来、自分の辞書からも不可能がなくなったという。解決不可能だった企業の問題を解決に導く、道脇の姿を徹底取材した。

学歴なしの発明王

理系一家に育った道脇は、小さいころから実験や発明が好きだった。小学校に入学すると1週間で全教科の教科書を読破したほど。しかし、進級するにつれ、学校の授業に疑問を感じるようになる。道脇は、既に分かっていることをやらされることが「苦痛でしかなかった」という。そして小5にして自ら休学を決意する。以来、まともに学校には行っていない。社会と距離を取りながら生きてきた道脇は、なぜ、誰も成しえなかった「緩まないネジ」を発明し、「企業の困りごと」を解決する会社を立ち上げたのか?社会のために自分の発明を役立てたいと思うに至った、道脇の半生を紐解く。

ゲストプロフィール

道脇 裕

  • 1988年小5で小学校 自主休学
  • 1990年中学時代 漁師、とび職などを経験
  • 1996年自動車事故を経験し、緩まないネジの構造を思いつく
  • 2009年ネジロウ創業
  • 2011年「東京都ベンチャー技術大賞」など数々の賞を受賞

企業プロフィール

  • 会社名:ネジロウ
  • 設 立:2009年7月
  • 本 社:東京都文京区本郷3-23-14  ショウエイビル4F

村上龍の
編集
後記

ネジロウのネジの軸には、通常ある螺旋状の溝がない、らしい。その代わりに、右螺旋と左螺旋の役割を同時に行う特殊な溝が刻まれている、らしい。見た目にはわからない。ナットはボルトの軸を螺旋が切ってあるとしか思えないように、クルクルと回り、上がったり下がったりする。道脇さんは、発明はイメージだと言った。相対性理論も、元々は視覚らしかった。びっしりと埋まったホワイトボード、浮かんできたイメージを描く。不可能という文字だけはない。

村上龍

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

日曜スペシャル ガイアの夜明け

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