カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

1161155

テレビ東京系にて放送中

202178日放送

日本の工芸を元気に!
業界異端児が仕掛ける工芸ニッポン再生術

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中川政七商店 13代
中川 政七(なかがわ まさしち)

日本の工芸がいま窮地に立たされている。伝統工芸品の出荷額は、1983年をピークに5分の1にまで減少。さらに、高い技術を持つ職人たちの高齢化と後継者不足は深刻な社会問題となっている。そんな暗いニュースが漂う工芸品業界にあって、いま旋風を巻き起こしているのが生活雑貨の人気店「中川政七商店」。安価な海外製品が台頭する業界にあって、日本独自の伝統的な技法を生かした便利で高品質な商品を作り上げ、客からの絶大な信頼を集めている。日本各地に眠る質の高い工芸技術を発掘し、各地域を代表する人気ブランドに生まれ変わらせてきた中川政七商店。工芸大国ニッポンを取り戻すために奮闘する13代目が取り組む新たな挑戦を追った!

社長の金言

明確なビジョンが組織を強くする

RYU'S EYE

RYU’S EYE

座右の銘

放送内容詳細

「中川政七商店」がさらなる深化!生活が豊かになるオリジナル雑貨

100年に一度の再開発で話題の渋谷で、いま注目を集める店がある。客が絶賛するのは…便利な雑貨!常滑焼の特徴を生かした“塩をサラサラに保つ塩壺”や、津軽びいどろの職人技がキラリと光る“絶対に液ダレしない醤油差し”など、日本各地の伝統的な技法が生み出す機能的な商品が、客の心を掴んで離さない。客が殺到する、この店こそ、300年以上の歴史を持つ老舗「中川政七商店」だ。13代目のトップ・中川は「日本の工芸を元気にする!」を旗印に、各地の工芸メーカーとタッグを組み、唯一無二の商品を開発しヒットを連発。逆風吹き荒れる日本の工芸品業界の中で、地方に埋もれた技術を発掘し、産地を再生せてきた。知られざる中川政七商店の独自経営術を解き明かす!

「工芸の灯を絶やさないために・・・」工芸大国ニッポン“新”再生計画

2014年、カンブリア宮殿に出演した中川は「コンサル事業で、日本の工芸を再生させる」と豪語。廃業の危機に瀕していた長崎の波佐見焼や福井の越前漆器など、日本各地の工芸メーカーを次々と復活させていく。しかし、そんな中川の思いとは裏腹に、工芸品業界の衰退は歯止めが利かず、メーカーの倒産は後を絶たなかった。風前の灯となった業界を、どう復活させるのか?業界の異端児が仕掛ける新たな再生戦略を徹底取材した!

100年後も元気な永続企業に!中川政七商店の生き残り戦略

中川政七商店の13代目が・・・周囲を驚かせる決断を下した。それこそ、300年以上に渡って創業家が努めてきた組織のトップを身内以外に委譲する、という決断だった。しかも、中川が14代目として指名したのは、、、印刷会社からの転職組、当時入社8年目の女性社員だった。中川はなぜ、老舗のトップに外様の社員を据えたのか?中川が語る“100年後も生き残る永続企業”の絶対条件とは・・・

ゲストプロフィール

中川 政七

  • 1974年奈良県生まれ
  • 2000年京都大学卒業後、富士通に入社
  • 2002年中川政七商店に入社
  • 2008年中川政七商店 社長に就任
  • 2018年中川政七商店 会長に就任

企業プロフィール

  • 本 社:奈良県奈良市東九条町1112-1
  • 創 業:1716年(享保元年)
  • 売上高:55億800万円(2021年2月期)
  • 従業員数:529名(2021年2月期)

村上龍の
編集
後記

たまプラーザのテラスに入っているというニュースを聞いて、店内の様子がイメージできた。センスが良くて、若干高級な商品が、気持ちよく並んでいる。中川さんに「日本の工芸品が持つ土着性みたいものが薄まらないですか」と聞いた。それはちゃんと考えているそうで、心配なさそうだった。京都の工芸品は洗練の極地だが、清水焼にしろ西陣織にしろ、もともとは土着性があった。「奈良晒」は西陣よりは新しいが、土着と、洗練の、ハイブリッドだ。

村上龍

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

日曜スペシャル ガイアの夜明け

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