カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2024725日放送

常識を打ち破る挑戦の物語

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Greenspoon 社長
田邊 友則(たなべ とものり)

食品宅配業界の市場規模は年々増加。各社がしのぎを削る中、共働き世帯や働く女性の間で絶大な人気を誇るのが「GREEN SPOON」だ。会員になると野菜をふんだんに使ったおかず、スープ、ホットサラダ、スムージーが冷凍された状態で自宅に届く。メニューは60種類以上あり、その全てが管理栄養士監修のヘルシー食だ。サービス開始4年でサブスク会員は累計15万人に。一般家庭だけでなく、朝食戦略の目玉にするホテルチェーンや、健康管理のため社食に導入する企業も。食品業界未経験だった田邊社長だが、業界の常識を覆す商品をなぜ生むことができたのか。その秘密に迫る!

社長の金言

「取らなきゃいけない野菜」から「取りたくなる野菜」に

「事業をつくる」というのは「人々の幸せをつくる」こと

未公開インタビュー

座右の銘

放送内容詳細

ゴロゴロ野菜をシャキシャキ食べる!“超出来立て食感”で客をつかむ

GREEN SPOONの特徴は大きめにカットされた“ゴロゴロ”とした野菜だ。食感にこだわっていて、煮込んだスープをそのまま凍らせるのではなく、スープだけを固形にし、具となる野菜とは別の状態で入れている。こうすることで具材に余計な熱が入らず、食感と味を最高の状態で届けることができる。「冷凍して電子レンジから出した時を美味しさのピークにしたい」という思いから生まれた方法。食材も「レンジから出した時に最も美味しくなるもの」という視点で、世界中の食材から選び抜いている。もともと食品のプロではなかった田邊だが、徹底的に消費者目線を意識し、味だけでなく、見た目、ネーミングなどにもこだわっている。

元広告マンたちが、1から立ち上げ!食品未経験だからできた

35歳の田邊は、大学卒業後「サイバーエージェント」に入社。広告事業やABEMAの立ち上げに携わった。しかし「自分のやりたいこととは違う」という思いが募り、退社。起業を思いたった時に考えていたのは、忙しかった会社員時代、「体にいい野菜を気軽に摂れる商品があったらいいな」という思いだった。「自分が欲しいものなら、やりがいにもつながるはず」と、友人・元同僚と3人でGREEN SPOONを立ち上げた。3人とも食品業界未経験。原材料の調達や工場との交渉は苦労の連続だった。思うように売り上げが伸びず倒産の危機にも直面。そこから成功をつかむわけだが、その裏には「業界の常識にとらわれない発想」と「元広告マンの“バズり戦略”」があった。

渋谷スクランブルスクエアで試食イベント 実店舗展開も

現在はネットのみでの販売だが、実店舗での販売も視野に入れている。また6月、グリコのグループ傘下に入ることを発表。ビジネスのさらなる拡大を目論む。創業以来、田邊は「自分を好きでいつづけられる人生を」というコンセプトを掲げているが、その真意とは?

ゲストプロフィール

田邊 友則

  • 1988年神奈川県生まれ
  • 2008年大学卒業後、サイバーエージェントに入社
  • 2016年退社後、アメリカ・ヨーロッパなどを放浪
  • 2019年「GREEN SPOON」設立
  • 2020年サービス開始

企業プロフィール

  • 2019年:会社設立
  • 2020年3月:宅配事業で「スムージー」発売開始
  • 2020年11月:新カテゴリー「スープ」発売
  • 2022年:新カテゴリー「ホットサラダ」発売
  • 2023年:新カテゴリー「メインディッシュ」発売
  • 2024年:ファミマとコラボ商品・初の試食イベント

村上龍の
編集
後記

物語は、本当に何もないところからはじまる。「資金がない」原材料を集めるために鎌倉の農家を「ピンポン」と訪ね「野菜を仕入れさせてください」とお願い。工場も必要、全国の工場に電話。パーソナルスムージーを1万種類作りたい。誰も相手にしてくれない。初めは創業メンバー3人でExcelに友だちをリストアップして「スムージー買って」とDMすることから始めた。100人が買ってくれた。「かわいい・新しい」を詰め込み、体験を設計すれば。『自分を好きでいつづけられる人生を』田邊さんのモットーだ。

村上龍

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日曜スペシャル ガイアの夜明け

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