社長の金言
「自分は何ができるのか」と感じたときは 踏み出すべし
放送内容詳細
日用品や食品、靴や衣類、大型家電だって“半額以下”で!
「222」には日用品や食品をはじめ、家電製品や衣料品、ヘルスケア商品など、取り扱う商品は10万種類以上と多岐にわたっている。例えば、通常価格が417円の30枚入りマスクが207円、216円のエナジードリンクが108円など、全て半額になっている。実は、取り扱っている商品全て、メーカーや卸売業者、運送会社などから仕入れた「訳あり品」。さらに、時には大型家電が入荷することもあり、そうした商品は1点限り。売り切れたら再入荷される保証はないため、一期一会の“お宝探し”を楽しむお客が多い。なぜ、こうした半額という値付けが成立するのか。それは、業者がこれまでやむなく廃棄していた商品に商機を見出したからだ。例えば、食品は賞味期限が迫ると店頭で販売できなくなる。さらに、外箱が傷ついたネット販売の返品は、これまで、業者側が費用をかけて廃棄していた。こうした“もったいなさ”に目を付け、廃棄品を一括で買い取っている。その基本方針は“文句を言わず全てを買い取る”。例えば、壊れたものが入っていても、後からクレームを入れない約束で買い取っているから、かなりの安値で仕入れることができる。過剰在庫に悩む業者の“駆け込み寺”にもなっているのだ。
副業が高じて起業した創業者、ターニングポイントは東日本大震災
ガットリベロの前身は、創業者の荒木が2005年に立ちあげたネット古書店「かっぱ堂」。そもそも副業としてやっていたが、売れていく喜びにハマり独立したという。事業の大きなターニングポイントは、2011年の東日本大震災。被災した知人から、地震の影響で落下した商品を買い取ってほしいと頼まれた。体育館ほどの大きさの倉庫で、全ての商品を買いとる場合は3000万円以上払ってほしいと依頼されたところ、荒木は即決。その商品をネットだけでなく実店舗でも販売するため、「222」1号店を滋賀県栗東市にオープンした。
現在の出店は主に催事、TSUTAYAとタッグを組んだ拡大戦略
現在、ショッピングセンターの催事スペースに期間限定の店舗をオープンさせることに力をいれているガットリベロ。この2月からある企業とのタッグが始まった。それは、TSUTAYA。まだテスト販売だが、店舗の一角に「222」の販売スペースを設け、日用品などを売り出している。ガットリベロにとっては、各地にフランチャイズチェーンを持つTSUTAYAを通して、全国に名を広める大きな挑戦だ。
ゲストプロフィール
荒木 伸也
- 1970年兵庫県尼崎市出身
- 2005年インターネット販売の有限会社かっぱ堂を設立
- 2015年ガットリベロ株式会社へ商号変更
- 2018年「222」1号店を滋賀県栗東市にオープン
- 2021年「222」川崎店オープン、関東進出
企業プロフィール
- 創業:2005年
- 本社:滋賀県栗東市綣2丁目4-5
- 売上高:非公表
- 従業員数:300人
- 店舗数:25店舗
村上龍の
編集
後記
15年間の会社員生活を続ける中、自分の可能性を1度確かめてみたい。本をAmazonで売るビジネスを始めた。出品したらすぐに売れた。東日本大震災が起きた。倉庫を持つ知人が、「地震で落下して箱が破損し、出荷できなくなった商品がある」全ての商品を買い取る場合は3000万〜4000万円かかる。「明日には買い取って欲しい」即決した。宿命のようなものを感じた。自分にできることは、廃棄扱いになった商品を買い取って、それを活かすことだ。什器が間に合わなかったので、段ボールに商品を並べた。客たちはスマホのライトで商品を探していた。スマホのライトで商品を探す、猫が見えるようだ。


















