2011年7月13日 01:41 PM

守る=成長

78日のTHE TOP LINEは森下仁丹の駒村純一社長。

 

水原恵理35歳、仁丹と聞くと懐かしい気分になります。

およそ100年の歴史を誇る仁丹、最盛期には40億円近くも売り上げていましたが、今では10分の1程に落ち込んでいるといいます。若い人たちの中には仁丹を知らない人も多いとか。

 

それでも森下仁丹が元気なのは、仁丹依存体質から脱却して先を見据えた経営に舵をとったから!

仁丹の売り上げ低迷などを理由に森下仁丹は20033月期には30億円以上の赤字を計上。駒村社長が就任した2006年も赤字経営真只中。当時社内には「何をやってもうまくいかないという空気が漂っていた」「本当に守らないといけないものを取り違えていた」そうです。駒村社長は「このままでは社会に必用とされない会社になるぞ」「守るべきは顧客・商品・ブランド」と大胆な改革を進めました。

 

現在森下仁丹を支える事業はカプセル事業。仁丹の影に埋もれていたカプセルの技術に着目し、発展させ、現在では売り上げの3分の2を占めます。

主力のシームレスカプセルは、継ぎ目が無いので固体でも液体でも中身が漏れる心配が少ないといいます。利用法も様々で、食品・医薬品の枠を超えて、シロアリ駆除やレアメタルの回収、人口種子、経口ワクチンなどに利用できないかと研究が進められています。

 

社長の攻めの姿勢が森下仁丹の「仁丹依存」の概念を壊し、未来に向けて開かれた企業へと姿を変えました。駒村社長の「守るということは維持することではなく成長すること」といった考え、心に留めておきます。

 

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