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2014年4月15日 放送 第611回
枯れてたまるか!~老後の生き方...新常識とは~

リタイア後は、好きなことを...誰もが理想に描く、のんびりと悠々自適な生活を送るためにつくられた、日本初の本格的なアクティブシニア用の分譲マンションだが、誕生から4年で大きく変わりつつある。住民が"もっと社会とつながりたい"と声を上げ始めたのだ。果たして運営会社はそれに応えられるのか?一方、介護の世界では、革新的な手法が...高齢者が通う福祉施設では、普通、食事からトイレ、風呂に至るまで、スタッフが付き添い世話をする。設備もバリアフリーが常識。しかし、敢えてバリアを設けるというところが現れた。転倒防止用の手すりやスロープなどが無い施設は注目を集め、全国からの視察が相次ぐ。働き盛りのビジネスマンの多くにとっても、親の老後生活と介護が心配。その常識を変える、新たな取り組みを追う。
放送内容詳細
贅沢&人気の高齢者マンション...住民に意外な変化が

千葉県にある「スマートコミュニティ稲毛」は、分譲マンションと住民専用の広大な「クラブハウス」から成る。住民は、60〜80代だが、「高齢者施設」のイメージはほとんどない。高級ホテルのような作りと、クラブハウスで毎日行われる「アクティビティ」と呼ばれる趣味のクラブが人気だ。ゴルフ、テニス、フラダンスに和太鼓、コーラスと、その数は30種以上。さらに、朝晩の食事では、老舗日本料理屋「なだ万」の料理人が腕を振るう懐石風料理も食べられる。既存の2棟に加え、4月に3棟目が完成。来年には全部で 5棟に増える予定だ。運営会社の社長は、ゲーム会社「スクウェア・エニックス」の出身だ。初期投資は大きくても、その後のユーザー拡大で回収していくゲームビジネスに似ていると言う。視察や誘致も相次ぐ。 順風満帆に見える生活...しかし、オープンから4年目の今、住民に意外な変化が...設立当初からは考えられなかった声が出始めているという。新たな住民が増えることで要望も多様化。対応を迫られる運営スタッフ。そこで生まれた新発想のシニアライフとは
常識を変える介護施設"バリア アリー"

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | John Powell |
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曲名 | At the Park |
アルバム | I am Sam |
本編2分33秒。
今までの住み慣れた家を売り払い、新しくマンションを購入をした土屋さん。 引っ越しの理由の一つは新居に隣接しているクラブハウスだという。 月9万円で様々なレッスンを受けられ、高級日本料理店が監修した朝夕食付き。 一見、誰もが望む理想郷に見えるが、実際はどうなっているのだろうか。
このシーンで使用している曲は「At the Park」
イギリス出身の作曲家、ジョン・パウエルによるサウンドトラック「アイ・アム・サム」に収録されている。
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